腰痛 キネシオテーピング療法
最近、腰痛に悩む人の間で注目を集めている「キネシオテーピング療法」ですが、元々これはスポーツ選手が腰痛で故障した際に、この効果の高さに気付き、有名になった物だそうです。
スポーツ選手といえば、手術などは出来るだけ避けたい物ですが、この方法ですと手術はもちろん、薬も使わずに痛みを抑えられるのでとても画期的です。
「キネシオテーピング療法」は、別名「筋肉テープ療法」とも呼ばれ、ぎっくり腰から慢性腰痛、坐骨神経症、内科系の原因による腰痛、また、比較的軽度な物なら椎間板ヘルニアにも効果があります。
腰痛には大きな病気が原因で痛みがあらわれる場合もありますので、まずは病院でそれらの可能性が無いのかを事前に検査しておく必要がありますが、この療法ですと、誰でも簡単に家庭でも治療する事が出来、貼り方さえきちんと覚えれば効果がすぐに得られます。
貼り方は、椅子に座った状態でY字テープの基部を仙骨の上に貼り、前屈姿勢を取って腰を伸ばしY字テープの先端を肩甲骨の下まで背骨の横に沿わせて左右対称に貼るといった手軽な物です。
また、防水加工が施されているため、貼ったまま水に入る事も出来ますから、効果の持続性が期待出来る事もメリットの1つだといえるでしょう。
ただ、肌が弱い人の中にはテープによってかぶれる事や痒みが出る事があるので、心配のある方は使用前に、目立たない部分でパッチテストをしておく方が安心です。
このテープは色々なメーカーから発売されていますから、興味がある方は探してみてください。
腰痛病院
ぎっくり腰の場合、数日で痛みが自然に引いていきます。
安静にしていても、4,5日しても全く痛みが引かなかったり、吐き気などを伴う場合は、一度病院へ行かれることをおすすめします。
腰痛はいろいろな病気からの信号ということも考えられます。
ぎっくり腰以外の腰痛の場合もそうですが、まず整形外科に行って悪化を防ぎましょう。
特に、
・夜も眠れない程の痛みが続く
・安静にしていても痛みが和らがない
・しびれや脱力感を伴う
という場合はすぐに病院に行った方がよいでしょう。
病院の選び方は迷いますよね。
その分野の名医の評判を聞いたからと、2時間かけてある病院へ受診に行った知人がいました。
確かにその先生は名医でしたが、通院が必要であったため、通いきれなくなって、結局、途中で地元の病院へ変えていました。
腰痛の場合は知人のように通院が必要なケースも多いので、そのことも踏まえて選ぶ必要がありそうです。
・そこまで痛みはひどくないが慢性である
・もう病名は分かっているが通院だけではなかなか改善していかない
・特に異常はないと診断されたが痛みが慢性化している
などの場合は、カイロや整骨院などに行ってみるのも一つの方法です。
ただ、このような場所は、一度行ったから効果が出るというよりも定期的に通うことで効果がでる場合が多いです。
ですので、一度でよしあしを決めつけないことも大事です。
できれば、最初に知人の口コミやネットでの評判など情報を集めて選ぶのがよいと思います。
腰痛症状
「腰が痛い・・・」と言う人はたくさんいますが、腰痛と一言で言ってもその症状はさまざまです。
同じ痛みでも、冷やした方がいい場合とあたためた方がいい場合の両方があるそうなので、自分で判断して湿布を貼ったりすると治りにくくなってしまうかもしれません。
「ぎっくり腰」や「腰椎椎間板ヘルニア」などは身近でもよく聞きます。
身動きできない程の痛さの多くはぎっくり腰ですね。
これは年齢を問わず、いつもと同じように包丁で野菜を切っていただけなのに、というように突然なることもあります。
ただ、骨粗鬆症の場合も身動きできないほどの痛みになる場合がありますので、ぎっくり腰だろうと決めつけない方がいい場合もあるでしょう。
楽な姿勢で2、3日寝ていても痛みが引かないようなら他の病気を疑ってみる必要があるのです。
腰痛だけでなく、足のしびれも伴うようなら腰椎椎間板ヘルニアの可能性があるかもしれません。
症状の重い方は立つことさえ困難です。
特徴としては、せきやくしゃみをした時に響く感じがしたり、両方でなく片側に症状が現れる場合が多いということです。
腰痛を伴う病気は数えきれないほど存在します。
足腰を冷やさないようにしたり、よい姿勢を心がけたり、定期的にカイロに通ったりすれば予防になります。
また、慢性の腰痛の場合は、コルセットを使用することで腰の負担を減らすというやり方もありますよ。
あぐらや足を組むことが腰痛を悪化させている場合がありますので、できるところから気をつけたいですね。