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認知症ケア専門士

認知症ケア専門士とは日本認知症ケア学会が認めた認知症ケアの専門家のことです。
平成17年から実施された比較的新しい認定資格になります。
認知症高齢者の多い我が国において、これから注目されていく資格だと思います。
では、この資格はどのようにして取得するのでしょうか?
まず、受験資格ですが、「認知症ケアに関連する施設、団体、機関等において試験実施年の3月31日より過去10年間において3年以上の認知症ケアの実務経験を有する者」(日本認知症ケア学会のページより)となっています。
特に学校などで履修する必要はないようです。
第一次認定試験(筆記)に合格した後、第二次認定試験(論述・面接)を受験し、合格すれば登録申請をして認知症ケア専門士の資格を取得することが出来ます。
試験の回数は年1回、第一次試験は夏、二次試験は秋に行われており、資格に合格すれば、その後は生涯教育を受け、5年で30単位取得できれば資格更新することが出来るそうです。
試験は認知症ケアの基礎、認知症ケアの実際Ⅰ総論、認知症ケアの実際Ⅱ各論、認知症ケアにおける社会資源の中からそれぞれ出されます。
認知症ケア専門士は、認知症をケアできる団体や施設、機関等で従事している者が対象の資格です。
この資格を取れば、認知症ケアの知識が一定以上あると学会から認められることになります。
それにより、自己の評価を高め、現場のスタッフに知識や技術指導を行うことができます。
現場の質の向上に繋がることでしょう。

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レビー小体型認知症

レビー小体型認知症とはあまり聞き慣れないですが、三大認知症の一つで、認知症の症状だけでなく、パーキンソン病のような運動障害も併せて発症するのが特徴です。
レビー小体とはパーキンソン病変の脳幹で見られる封入体のことです。
レビー小体型認知症の脳の場合、これが認知機能を司る大脳皮質にも広く見られます。
症状は、幻覚や、妄想、認知障害、運動障害などです。
特に初期から幻覚、幻視、妄想が現れます。
徐々に進行し、最終的には寝たきりになっていきます。
この病気は欝病と初期はとても似ており、鑑別が必要です。
早期発見ができれば進行を遅らせることも可能になります。
ちなみに、幻視はとても生々しく見える場合が多いようです。
例えば、壁に虫が這っている、部屋の中で子供が走り回っている、たくさんの人たちが自分の寝室に入って来たなど。
そして、日によって調子のいい日と悪い日の差があるのも特徴です。
レビー小体型認知症の治療は、抗精神薬を使って精神症状のコントロールをしたり、高血圧の場合は血圧をコントロールしたり、運動障害がある場合は抗パーキンソン病薬を投与することになります。
また抗精神病薬を使用する際は、反応が過敏な場合もあることから、少しずつ様子を見ながら投与することが大切です。
神経遮断薬などを安易に使うと、悪化させてしまう場合もあります。
患った本人自身は非常につらいでしょうが、看護する家族にも非常に負担がかかります。
地域のサポートや介護サービスが心強い存在になるでしょう。

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アルツハイマー型認知症

アルツハイマー型認知症とは日本人に多い認知症の一種で、認知機能の低下や人格の変化などを主症状とします。
CTなどの画像診断で見ると大脳の萎縮が顕著に現れており、病理学検査では脳組織の萎縮と大脳皮質に老人斑(アミロイドべータの沈着)が見られるそうです。
アミロイドベータはタンパクですが、これが脳内にたまることが原因の一つではないかと言われています。
アルツハイマーには、家族性アルツハイマー病(遺伝)とアルツハイマー型老人認知症の二つのタイプがあり、どちらも症状は徐々に進行していくのです。
その進行は、大きく3段階に分けることができます。

記憶力低下、学習能力低下、見当識低下、感情の動揺。
しかし人格に変化は見られない。
周囲からはあまり気付かれない。
→(第1段階)
記憶力の著しい低下。
徘徊や夜間せん妄。
高次機能障害。
あまりの変化に周囲が気付く。
→(第2段階)
運動障害。
場合によっては寝たきり。
→(第3段階)
進行したアルツハイマーの治療法は根本的にはないので、現在の症状を抑制する薬物療法などが一般的です。
また、よく若い人の間で物忘れが激しいと、「アルツハイマーでは?」などといった会話を聞きますが、若年性アルツハイマーとは、64歳以下で発症した場合をいいます。
原因や症状は65歳以上と変わりはありません。
但し、頭部損傷などの事故が原因になって起こる場合もあります。
その他に、遺伝も考えられますし、18歳くらいでも発症することもあるそうです。
若い場合は欝病と間違えられがちなので、注意が必要でしょう。

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