家族とのコミュニケーションが上手くいかない
みなさんは、ご家族とのコミュニケーションを、円滑に行えていますか?
別居の人となら、そこまで大きな問題ではないかもしれませんが、同居している家族とのコミュニケーションが上手く行かないと、1番落ち着ける場所のはずである「自宅」での時間が、つらくて仕方ない物になってしまいます。
家族といっても、義両親と嫁の関係であったり、夫と嫁の関係であったり、親と子の関係であったりと、コミュニケーションが取れていなければ、不安定になりがちな関係の相手は、そのご家庭によって色々とあるでしょう。
最近では、子どもが母親にしか心を開かずに、父親だけが「蚊帳の外」といったご家庭も多いようです。
そういった事から、自分の居場所がみつけられず、「不倫」などに走る父親も少なくないようで、たかがコミュニケーションと軽視はできません。
また、夫婦関係が上手く行ってなければ、その子どもが不安定になり、非行に走るなども珍しい事ではありません。
今では、簡単に離婚したり、仕事をしたがらなかったりと、いい歳になっても親元で養ってもらう方は、かなり多いですが、このようなコミュニケーション不足が、社会人になっても精神年齢だけが成長できていない人をつくる原因になっているのかもしれません。
もちろん、それだけが原因とはいえませんが、コミュニケーションは生活の要ともいえるほどに、重要な物です。
上手く行っていない方は、1度何処が良くないのかなどを考えてみるのも大切かもしれません。
人見知りが激しい
意識しなければ、人との関わりもどんどん少なくなってきている昨今、人見知りの方が急増しているようです。
もちろん、ほとんどの人間は初対面であれば、少しくらいの人見知りは当然してしまう物でしょう。
その程度で悩んでいる方は、少ないかと思います。
ですが、知り合いに会っても会話するのがつらくて、みていない振りをして避けてしまうとか、1つ間違えば無視したと勘違いを生むような重度の人見知りとなると、結構深刻です。
深刻というのは、相手からみての事ではありません。
相手からすれば、そこまでの人見知りの方は「そういう性格の人」と認識されているので、嫌な思いをさせている可能性は低いのです。
ですが、人見知りしている当人にとっては、人と会話したり、会釈する事すら躊躇する自分を否定し、嫌ってしまうほどに、とてもつらい悩みである事が少なくありません。
人見知りで悩む方のほとんどは、誰とでも分け隔てなく笑顔で会話できる人間になりたいと感じているようです。
ですが、そんな方へのアドバイスに矯正できるスクールに通うとか、無理に会話して慣れろとか、そういった物は少し違う気がします。
誰とでも仲良くできる人は、周りからみれば「明るくていい人」かもしれませんが、「調子のいい人」かもしれません。
人見知りの方は「暗い人」かもしれませんが、「落ち着いた信頼のできる人」かもしれないのです。
そういうところも個性として認めてあげませんか?
いいも悪いもすべて含めて、すばらしい1人の人間が完成しているのです。
異性と上手くコミュニケーションできない
同姓の友人とならば、楽しい会話も無理なくできるのに、異性の前だと、変に意識してしまったり、緊張してしまったり、なぜか上手く会話ができなくて困っている方が多いようです。
コミュニケーションは、上手くできればいいに越した事はないですよね。
普段はもちろん、デートなどでは「沈黙」なんていうのは、その後の発展の可能性すら奪ってしまう可能性もあります。
せっかくなら、好意を持つ相手との時間くらいは、楽しい物にしたいところです。
異性との会話での緊張などは、「慣れ」も大きく関わってきます。
異性に「慣れ」ていなければ、どんな会話をすればいいのかも分からない事でしょう。
そこから沈黙が生まれ、沈黙がさらなる緊張を生みます。
これ以上の悪循環はありませんね。
そんな時はまず、落ち着いて、「コミュニケーションは楽しい物だ」と意識してみてください。
「楽しい物」と捉える事ができたら、そこから会話が自然と始まります。
好きな人と話す話題が思い浮かばない時は、その人の事で気になる事を、聞いてみるだけでも良いでしょう。
それを繰り返すうちに自然と場が和みます。
相手に対する思いやりさえ忘れなければ、話題などはなんでもいいのです。
無理にいい言葉を選ばなくても、気持ちは内面から勝手に溢れてきます。
不快感を与える言葉なんて、そう簡単にでる物ではありません。
心配し過ぎずに、「あなたとの時間が楽しいですよ」とアピールしてみてください。
きっと大丈夫です。
上手くいきますよ。