不眠症に効くツボ

不眠症に効くツボは、体中にたくさんあります。
まずは、耳にある不眠に効くツボ、神門と心です。
両方セットで押すと、より効果的でしょう。
神門は、耳の上の方の軟骨の間にあります。
心は耳の下の方のくぼみの真ん中です。
どちらも耳の内側にあるので、ちょっと押しづらいかもしれませんが、両耳にあるツボを同時に押すようにしてください。
神門というツボは、手首にもあり、こちらも不眠症に効くツボです。
ふくらはぎの真ん中くらいにある承山というツボも熟睡を誘う効果があります。
一緒に、足の内側の縁の最もくぼんだところにある然谷というツボも押しておきましょう。
然谷は、甘いものが食べたくてたまらない時にも効果があるツボです。
かかとの中央付近にある失眠というツボも、名前の通り、不眠症に効くツボですが、ツボ押し棒などの道具を使わないと押しづらいと思います。
頭頂部にある百会というツボも、不眠に効くツボとして有名です。
他にも、膝小僧の外側にある足三里や内くるぶしの上の方にある三陰交、足の親指と人指し指の間にある行間など、不眠症に効くツボはいろいろあります。
最も簡単で続けやすい不眠症に効くツボ刺激法は、足をまんべんなく、指とこぶしを使ってマッサージして、温湿布を貼って寝ることです。
土踏まずのところと、足の親指の裏のところに貼るのがポイントですが、ついでにダイエット効果も得たいなら、小指以外の指にも貼っておきましょう。
マッサージは、3分〜5分程度、足の血行がよくなるまで行ってください。
足湯などで足を温めると、さらに効果的です。

寝不足 めまいの関係

寝不足でめまいが起こる場合、クラクラとしためまいがほとんどだと思います。
寝不足だと低血圧になりやすく、急に立ち上がったり、立ちっぱなしでいると、めまいがすることが多いでしょう。
脳が一時的な貧血状態になっているのです。
寝不足が原因のめまいは、座ってしばらく静かにしていれば治まると思います。
寝不足の他に、過労でも起きやすい症状です。
寝不足や過労に気をつけるのが最大の予防策ですが、それができない時には、ゆっくりと立ち上がったり、立ち続ける時間を減らすと、多少は防げるかもしれません。
ただ、クラクラ型のめまいでも、あまりにも続くようなら病院に行く必要があります。
めまいの原因が寝不足や過労ではなく、もっと深刻な病気の可能性があるからです。
また、ふわふわする感じのめまいや周りがぐるぐると回るようなめまいは、特に危険なめまいだと思います。
すぐに専門医の診断を受けましょう。
どんなめまいかによって、受診すべき科が違うので、病院に行く前に自分で調べてみることをオススメします。
わからなければ、耳鼻科か神経内科に行ってみてください。
めまいの原因によっては、体操や薬で簡単にめまいを防げることもあります。
寝不足、ストレス、塩分や脂肪の摂りすぎなどがめまいの原因になるので、できるだけ避けた方がいいでしょう。
特に、めまいが起こりやすいのは、女性や老人ですから、日頃からめまい予防に努めるなどの注意が必要です。

寝不足 頭痛と病気の関係

寝不足で頭痛がするからといって、必ずしも病気に関係するわけではありません。
寝不足だと脳にストレスがたまり、頭痛が起こることが多いのです。
睡眠をとって寝不足を解消するのが一番ですが、寝られない状況の時には頭痛薬を服用すると頭痛が治まるでしょう。
寝不足の時だけでなく、寝すぎても頭痛がすることがありますが、脳の血管が広がってしまうためで、これも病気ではありません。
寝不足で頭痛がつらい時には、静かに横になったり、ストレッチをしたり、ホットミルクなどの温かい飲み物を飲むのも効果的です。
寝つきが悪くて睡眠不足になりやすいなら、睡眠導入剤などを服用するのもいいかもしれません。
寝不足だという覚えもないのに、頻繁に頭痛がしたり、昼間に眠くてたまらない場合は、睡眠時無呼吸症候群の疑いがあります。
原因不明の頭痛が続く時には、深刻な病気の可能性もあるので、早めに病院に行きましょう。
寝不足で頭痛がしても病気だとはいえませんが、頭痛がひどくて寝不足になるようなら明らかに病気です。
市販の頭痛薬が効かない、服用する頻度が高いという場合には、専門医の診断が必要だと思います。
内科、もしくは、神経内科、心療内科、脳の病気の心配がある時には、脳神経外科を受診するといいでしょう。
ちなみに、寝起きに頭痛がするのは、枕が合っていない可能性があります。
快適な睡眠をとるためには、睡眠環境を整えることも大切です。
部屋の明るさや布団の硬さ、パジャマなどの素材にも注意してみてください。