寝不足 吐き気との関係

寝不足と吐き気との関係には、個人差があります。
寝不足になると、すぐに吐き気がするという人もいれば、逆に、おなかがやたらすくという人もいるのです。
寝不足だと、吐き気とめまいが一緒に起こるという人もいるでしょう。
いずれにしても、吐き気の原因が寝不足だとわかっている時には、早めに寝不足を解消してください。
慢性的な寝不足は、免疫力を低下させますし、さまざまな病気の原因になります。
寝不足による吐き気は、病気の初期段階という可能性もあるので、充分に睡眠をとっても治らない場合は、医師の診断を受けた方がいいです。
寝不足に加えて、過労、ストレスなども重なっているのなら、さらに、深刻な病気になる可能性が高くなります。
寝不足だから吐き気がしても当たり前と思っていたら、実は、深刻な病気だった、なんてことになる前に病院に行きましょう。
吐き癖がついてしまうとよくないので、吐き気がしてもなるべく我慢した方がいいそうです。
忙しくて睡眠時間を増やせないという人は、眠りの質を上げる努力をしてみてください。
寝る三時間前には食事をしない、カフェインを含む飲み物を飲まない、テレビやパソコン、ゲームなどで神経を興奮させないなど、何気ないことから改善していくと、短い時間でも熟睡できるでしょう。
寝不足ではないつもりでも睡眠の質が悪いと、寝不足になってしまうこともあります。
また寝不足からくる吐き気だと思っていたら、熱中症だったということも、熱帯夜には起こりがちです。

寝不足 動悸の関係

寝不足で動悸が起こる時には、血液中のビタミンB1が減ってしまっているか、血圧が下がって送り出せる血液の量そのものが減ってしまっている可能性があります。
22時から2時の間に熟睡しているように心がけると、免疫力が上がって動悸が起こりにくくなるでしょう。
寝不足が原因だとわかっていれば、動悸がしてもそれほど心配はいりませんが、頻繁に続くようなら一度、病院に行った方がいいかもしれません。
動悸は深刻な病気の前触れであることが多いからです。
動悸と一緒に他の症状も起こるようなら、早めに病院に行ってみてください。
特に、胸が痛くなる、息が苦しくなる、一日に何度も起こる、動悸がとても激しいという場合には、医師の診断を受けた方がいいでしょう。
病気ではなくても、寝不足や多忙が続いていると、動悸がすることがあります。
原因を取り除くのが一番ですが、それができない場合には、漢方薬を服用すると症状が治まることもあるそうです。
あまり西洋薬に頼りたくないという人は、漢方薬を使って体質改善するのも一つの方法だと思います。
喫煙や飲酒を控えて、スパイスのきいた料理を食べるようにすると、動悸が治まるかもしれません。
病院に行って精密検査を受けても異常がなく、漢方薬を服用しても動悸が治まらないという時には、原因を取り除く努力が必要です。
ストレスが原因で動悸が起こっているのを何もしないで長期間放置すると、動悸だけでなく他の症状が出て、自律神経失調症やパニック症候群、うつなどになってしまう可能性もあるでしょう。

寝不足 基礎体温の関係

寝不足と基礎体温の関係ですが、寝不足だと基礎体温は高くなってしまいがちになります。
ちなみに、寝すぎでも基礎体温は高くなるようです。
ただ、人によっては、寝不足だと基礎体温が下がるという人もいるので、個人差があります。
ささいな変化なら、それほど気にしなくてもいいでしょう。
基礎体温は、できれば、毎日同じくらいの睡眠時間で、同じくらいの時間に測定するのが理想だといわれています。
同じくらいの時間に測定した方がいいのは、外気温の変化によっても、基礎体温の測定値が変わってしまうからです。
最低でも4時間以上の睡眠を取った後、最初の覚醒時に測るのが基本になります（二度寝の後で測ると不正確になってしまう）。
基礎体温は寝不足や寝すぎだけでなく、ストレスなどでも変動します。
あまり測定値を気にしすぎてしまうと、基礎体温を測定すること自体がストレスになってしまうので、神経質になりすぎないようにしましょう。
もし、排卵日を正確に知りたいなら、基礎体温からではなく、排卵検査薬や病院で調べてください。
寝不足や寝すぎで基礎体温が高いのがわかっている時には、グラフに理由を明記しておくと、参考になるかもしれません。
寝不足は万病の元なので、慢性的な寝不足は避けた方がいいです。
妊娠したいなら特に、規則正しい生活と良質の睡眠を心がけましょう。
出産後は寝不足になってしまうことが予想されるので、なおさら、寝られる時に寝ておいた方がいいと思います。