生理痛で眠れない
生理痛が酷くて夜も眠れないせいで、生活に支障をきたすという方が、最近増加傾向にあるようです。
人によって緩和するかどうかには個人差がありますが、いくつかの対処法があるので紹介します。
まずは、心の中から毒素を排出しましょう!生理痛は、意外とストレスからくる物が多いので、精神を安定させる事がとても大切になってきます。
その為、甘い香りがするアロマオイルなどでマッサージをしてみたり、アロマキャンドルをつけてリラックスすると効果的です。
次に、食べ物についてですが、一般的に、ナッツ類やチョコレートには、生理痛を悪化させてしまう成分が含まれているので、好ましくないといわれています。
一方で、無糖の炭酸水や、大豆イソフラボンが多く含まれている豆乳を薦める婦人科が多くあるようです。
日頃の食生活が生理痛の有無に大きく関わってきますから、生理痛が酷いのなら、食生活を徹底的に見直してみるのもいいと思います。
また、生理痛が酷い人は、腰の痛みもある事でしょう。
寝る時は、特に重心が腰に掛かってしまうので、少しでも負担を軽減させる為に、タオルを丸めて腰の下に敷いてみてください。
腰部分をホッカイロや長風呂でゆっくり長時間温める事や、市販の薬に頼る事も、生理痛を緩和する手だといえます。
これらの方法を試してみても、生理痛が緩和されず、眠れない状況が続く時は、病気の可能性もあるので、早めに婦人科を受診してください。
生理痛 当たり前
生理痛がまったくなく、不快に感じる事があまりない方は、本当にごくわずかです。
なので、生理痛が少しくらいあっても、「当たり前」だと、思っていませんか?生理痛は、個人差はあると解ってはいても、少々の痛みは誰でも我慢している物だと、諦めている方がほとんどです。
生理痛は、あまりにひどい場合でない限り、婦人科などに相談に行こうと考える事は、滅多にありませんね。
生理痛くらいで受診するという事に、抵抗を感じる方はとても多いです。
生理痛とは関係ない事で、婦人科を訪れた時に、「ついで」として相談する方は少なくないのですが、その際に、相談者の約七割に、なんらかの異常がみつかっています。
生理痛は、子宮などに病気がある事が原因で起こっている事が本当に多いのです。
その原因を調べ、治療すれば、生理痛がびっくりするほど軽くなったというケースもめずらしくありません。
生理は痛みを伴うのが当たり前。
そんな固定概念のせいで、病気の早期発見を妨げているとしたら、すごく怖い事だと思いませんか?正常な痛みなのか、病気による物なのか、確認するだけで安心です。
是非、我慢せずに医師に相談してみてください。
生理痛は、痛みの度合いを他人と比べる事ができません。
毎月の痛みに慣れてしまい、異常に感じないだけで、本当は、その痛みが正常の範囲ではないかもしれないのです。
我慢強い事が、どんな場合でも最善だとはいえません。
生理痛 症状
生理には、様々なつらい症状がありますね。
生理の症状は、大きく分けると、三つに分類できます。
そのタイプによって、改善法も変わってきますので、まずは、自分がどのタイプなのかを把握する事が大切です。
一つは、吐き気や胃もたれ、過食、貧血、便秘などがみられるタイプ。
これは、ダラダラと生理が長く続く傾向があります。
前頭部に痛みを感じたり、生理中は下痢を起こす事も少なくありません。
二つ目は、イライラしたり、腰痛や胸の張り、即頭部や、太ももの外側などが痛むタイプ。
過労やストレスの発散ができていない傾向が強く、眠りが浅かったり、生理中は他人に八つ当たりする事も多くあります。
性格は、意見を主張する事のできる、はっきりとした気の強い方が、このタイプには多いです。
三つ目は、後頭部の痛みや、だるさを感じたり、腰が重くなるタイプ。
冷え性であったり、虚弱体質である事が多くみられるこのタイプは、引っ込み思案で、先々に不安を感じている傾向が強いようです。
鬱になりやすいのもこのタイプ。
このタイプは、経血量が少なかったり、生理じたいが止まってしまう事もあります。
また、生理中だけでなく、普段から腰痛を抱えてる方も多いようです。
このように、大まかに分類してみましたが、すべての方が、このどれかに当てはまるという訳ではなく、二つ、もしくはすべてに当てはまる部分のある混合タイプの方もいます。
不快な症状にお悩みの方は、これらを改善法決定の材料に、是非役立ててください。