月経前症候群がひどい
みなさんは、「PMS」という言葉をきいた事があるでしょうか?PMSとは、月経前症候群の略です。
誰でも、生理の少し前になると、イライラしたり、子宮が重く感じたり、胸にしこりができたりなどと、様々な症状があるかと思います。
これのおかげで、生理が始まる心の準備ができるなんて方も少なくありませんね。
ですが、あまりにこのような月経前症状が激しい場合、PMS、つまり、月経前症候群の疑いがあります。
生理中は感情の起伏がある程度激しくなるものですが、生きているのが嫌になるとか、女である事を後悔するなど、一般的なものよりも症状が明らかに重い方は注意が必要です。
日常生活に支障がでるなんて方は、その症状が周期的ではないか?黄体期ではないか?などチェックしてみてください。
心当たりがある方は、細かく症状などの記録を取るようにしましょう。
そして、食事療法などを実行するといいですね。
糖分や塩分、カフェインの摂り過ぎは症状の悪化に繋がります。
逆に、症状の緩和に繋がるのは、豆類や野菜類、海藻類、玄米などをバランスよく取り入れた食生活です。
後は、ストレスを溜めないようにする事や、適度に運動するように心掛ける事が肝心です。
自己判断が難しい時は、婦人科で相談するのがいいでしょう。
病院に行く事に抵抗がある方は、インターネットサイトで相談を受け付けているところもありますので、それらを利用するのも一つの手です。
生理と生理の間に出血や痛みがある
最近、婦人科関連の悩みを抱える方は非常に多くなってきています。
このような悩みは、婦人科受診への抵抗から、早期解決が難しいのが特徴です。
よく耳にするのは、生理と生理の間に生理痛のようなものがあるとか、生理と生理の間に軽い出血があるといった悩みです。
このような症状は、問題がない事がほとんどです。
「排卵出血」「排卵痛」「中間出血」「中間痛」などといわれているのがその一部です。
これらは、排卵によって起こるものや、排卵によるホルモンバランスの変化によるものが多い症状で、危険性は低いと考えられます。
ただし、出血が2日~3日で治まらない場合、出血量が多い場合、痛みが激しい場合、長引く場合などは、様々な病気の可能性があるので、早急に婦人科へ相談に行きましょう。
もちろん、ほとんどの場合が大した病気ではない事が多く、そこまで心配するものではありません。
しかし、どんな病気も放置して悪化すれば、手遅れになる事もあります。
このような症状のなかに、子宮癌の可能性がない訳でもありません。
恥ずかしいのは一時の事ですし、安心に変わるものはありません。
自己判断で軽視せずに、ちょっとした変化でもきちんと受診する癖をつけておけば、怖い病気はかなり高い割合で予防できます。
婦人科関連の病気に限った事ではありませんが、どんな症状や病気でも、早期受診、早期発見、早期治療が肝心ですよ。
生理痛を予防する食事
生理痛は、人によっては歩く事もできなくなるほどに、痛みがあるようです。
そこまでの痛みではなくても、なんともいえない鈍い痛みは、誰もが不快に感じる症状といえるでしょう。
生理痛は、冷えが大きく関係しているといわれています。
日頃から冷え性の緩和に努めれば、ほとんどの方が生理痛が軽くなるのだそうです。
冷え性緩和には、色々な方法がありますが、理想は食事による療法です。
ちょっと手間な気はしますが、意識して「たんぱく質」「ビタミンE」を摂るだけでもいいので、慣れてくれば簡単ですよ。
その他の方法は、いつもの行動に何かをプラスするという手法がほとんどですが、食事療法であればそんな必要はありません。
誰でも普通は毎日ご飯を食べますよね?その食事で栄養素をできるだけ意識しておくだけでいいのです。
何か一つをたくさん摂れという訳ではなく、その栄養素が豊富な食材を意識して選ぶだけで構いません。
例えば、かぼちゃや青魚、ナッツ類などですね。
もちろんこの他にもたくさんの物があります。
それに加えて、生姜やネギ類などの体を温める食材も摂るように心掛けるとなおいいです。
そして、冷えに繋がるような食事や、服装などを避けるようにすれば、生理痛対策はばっちりです。
コツは、あまり気負わず少しずつ取り入れていくようにする事です。
続けていけば、きっと楽になってくるはずなので、是非お試しください。