生理痛 出産
出産と生理については、様々な噂があります。
「出産をすると、生理痛がなくなる」「男の子を生むと生理痛が軽くなる」「一人目を生むと生理が重くなり、二人目を生むと生理が軽くなる」などなど。
本当に色々な噂はありますが、これらのほとんどは、専門の医師などに聞いてみると、「医学的にはなんの根拠もない迷信」なのだそうです。
ただ、出産後に、たくさんの血が入れ換わるので、体質が変わる事が多いのは事実です。
その出産による体質の変化の一つとして、妊娠前と産後の生理痛に、違いがでる事も確かにあります。
でも、その変化は、人それぞれです。
子どもを生んだからといって、みんながみんな生理痛がなくなる訳ではありません。
出産を機に、生理痛がひどくなる方もいます。
まったく変わらない方もいます。
生理の具合が、出産によって変化する可能性がある。
確かな事実は、これだけのようですね。
これと同じで、「生理痛がひどいと、出産が楽」などという噂もありますが、これも似たような物です。
生理痛のひどい方は、痛みに強い方も多いので、比較的忍耐強い傾向はあるかもしれません。
ですが、生理痛と陣痛は、痛みの質じたいが、まったくの別物です。
生理痛の痛みに、どれだけ慣れていても、陣痛が我慢できるという事にはならないでしょう。
そして、陣痛もまた、個人差の大きい物です。
生理が軽いかひどいかなどによって、陣痛や出産に関する傾向が解るなどというような事は、考えにくいといえます。
生理痛 サプリメント
生理がくると、人によって様々な悩みが起こりますね。
そのなかでも、特に厄介なのが、痛み。
お腹が痛くなる方、腰が痛くなる方、頭が痛くなる方、なかには、歯が痛くなる方もいるようです。
このような痛みの原因が、病気のせいで起こっている場合、治療をする事でしか、痛みを緩和する方法はありません。
婦人科を受診し、悪化する前に対処しましょう。
ですが、そういった類の物ではなく、ただ、生理が起こる事が原因ででる痛みの場合。
これは、楽になる方法が色々とあります。
その一つが、サプリメント。
普段から、不足しがちな成分を補っておくことで、薬などに頼る事なく、生理を軽くする事が可能です。
生理痛がひどい方の多くは、冷えやうっ血によって血行が悪くなっているのだそうです。
血行が悪いと、生理痛はどうしても起こりやすいのです。
ですので、生理痛軽減には、血行をよくする為に有効なサプリメントを常日頃から摂取しておく事が効果的なのです。
これによって、血液の循環がよくなり、生理痛が起こりにくい体ができていきます。
もちろん、薬ではないので、即効性はありません。
サプリメントの効果を実感するのは、数日飲んだ程度ではまず無理です。
早々に効果がないと判断してしまう方も多いのですが、少なくとも数カ月は続けないと、あまり意味がないでしょう。
この事から、サプリメントでの生理痛緩和は、根気のない方や、せっかちな方よりも、どちらかというと、コツコツとなにかを継続して行う事が得意な方にお薦めの方法です。
生理痛がひどい月と軽い月
女性なら、生理に関する悩みを持つ方は少なくない事でしょう。
もちろん、なんの苦も感じないほどに経血量も少なく、生理痛もまったくないなどという方も、なかにはいらっしゃいます。
この生理痛という物は、個人差が非常に大きいようですね。
救急車を呼ばなくてはいけないほどの痛みが毎月くる方、我慢できる程度の痛みの方などなど本当に様々です。
個人差だけでなく、月によって、痛い時と痛くない時があるという方もいます。
この月による痛さの違いは、決まったサイクルでくる事が多いようです。
これは、排卵が左右交互に起こる為、このような事が起こりやすいといわれています。
もし、そのひどい痛みの時が、あまりにつらい場合は、そのサイクルを正確に覚えておき、婦人科へ行くといいでしょう。
そのサイクルを伝えると、検査がスムーズに進みます。
また、生理痛が軽い月の時に、経血量も少なく、だるさや胸の張りなどの症状もなくなっている場合は、その月は「無排卵」という可能性があります。
痛みがないと、なかなか病院には行こうとしない物ですが、妊娠、出産を望むのなら、そのような時にも、早めの検査を受ける事が一番だといえます。
子宮筋腫など、婦人系の病気は早期発見と早期治療が、なにより大切です。
なにもなければ、それで安心ですし、ちょっとした変化でも、すぐに受診する事を癖にできれば大病の予防にもなります。