高血圧と更年期障害の関係
高血圧と更年期障害には、どのような関係があるのでしょうか?女性の体は、40代を迎えると異常が生じる事があります。
個人差もありますが、顔や頭のほてり、のぼせや頭痛、めまいが度々起こるようになるのです。
また、血圧が非常に高くなったりもします。
病院で診察を受けてみたら、こういった症状は、「更年期障害」と診断される場合が多いでしょう。
更年期障害とは、女性ホルモンの働きが低下してくる時に起こる障害です。
50代前半にほとんどの女性が閉経を迎えますが、その頃に卵巣ホルモンだけでなく、色々なホルモンのバランスが悪くなって、体に不調が起こります。
そして、その際、成人病の一つである高血圧になってしまうこともあるのです。
40代まではむしろ低血圧だったのに、更年期を迎えたら急に血圧が高くなって、高血圧の体質に変化する事があり、突然動悸が起こったり、緊張した時に急に血圧が高くなったりするのです。
上記のような高血圧を「更年期高血圧症」と呼びます。
高血圧では、最大血圧が140mmHg以上、または、最小血圧が90mmHg以上の場合は薬での治療が必要になってきますが、そこまで血圧が高くない場合は、生活習慣などを改善すると、解消できる場合が多いです。
40代になると、肥満傾向になる事も多いので、血糖値が高くなり、中性脂肪もつきやすくなります。
栄養バランスがとれた低カロリーの食生活を心がけることが更年期の高血圧の予防のためには必要です。
生理中は妊娠しない
生理中は妊娠しない。
そう勘違いしている方はとても多いですね。
しかし、それは大きな間違いです。
妊娠の可能性は、1年365日いつでもあります。
妊娠を望まないなら、どんな時でも避妊は絶対にしましょう。
ただ、妊娠を望む場合は、少し話が変わってきます。
生理中は、一般的に妊娠の確率が低くなります。
生理が不順でなく、28日周期の場合、生理開始からおよそ二週間ほどで排卵となります。
妊娠を望むなら、その排卵期を狙うのが一番確率が高くなります。
排卵日は、基礎体温をつけていれば、ある程度特定できます。
排卵日検査薬なども使えば、なお把握しやすくなるでしょう。
つまり、このような誤った情報は、確率が低いという話が、巡り巡って「妊娠しない」と伝わってしまったのだと考えられます。
妊娠しやすい時期やしにくい時期は、個人差も非常に大きいものです。
排卵が、月に一度でない方もいます。
生理周期によっても変化します。
排卵が不定期に起こる方もいます。
ですから、妊娠する為でない場合は、毎日が危険日なのです。
安全日なんてものは、存在しないといってもいいのではないでしょうか。
コンドームなどの避妊具は、性病感染の予防にもなり、様々な意味で安心です。
軽い気持ちや、その場のノリなどで軽率な判断をしないように注意してくださいね。
一つの命を生みだす行為ですから、責任が取れないなら賭けのような行動はやめましょう。
ナプキンでかぶれる
生理には、様々なトラブルがついてきますね。
生理痛や頭痛、倦怠感、イライラしたり悲しくなったりなど、トラブルには色々なタイプがあります。
そのトラブルの中でも、特につらいのはナプキンによるかぶれなどの肌トラブルです。
ただでさえ、生理中は不快感が大きいのに、かぶれたりしたら最悪です。
痒みや痛みを伴う事も多いので、イライラはさらに高まります。
生理中は、肌が敏感になっているため、それでなくても肌トラブルは多いです。
そんなところに通気性の悪いナプキンを装着すれば、かぶれてしまうのは仕方ありません。
かぶれを予防するには、通気性をよくし、清潔を心掛けるのが一番です。
こまめにナプキンを交換したり、ウォシュレットを活用したりしてできるだけ蒸れない工夫をしましょう。
また、最近は布ナプキンなんていうのも流行っていますね。
布ナプキンは、通気性抜群なので、かぶれる可能性は極めて低いでしょう。
ゴミが減るので環境にもいいです。
また、布ナプキンを使用していると生理痛がなくなったり、生理が軽くなったりするようです。
難点は洗濯しないといけないところですが、かぶれ予防だけでなく、生理自体が軽くなったりするなら、試してみる価値はあるかもしれません。
また、ケミカルなものが肌に触れないだけでもかぶれ予防になります。
なので、普通のナプキンの上に、いらないTシャツの切れ端などの布をのせておくだけでも効果は期待できますよ。