ドリエルは不眠症に効く

最近、満足な睡眠を取る事ができない方が、非常に多いのだそうです。
不眠症改善には、様々な物がありますが、睡眠薬などの薬は、お医者さんへ行って処方して貰わないといけません。
ですが、比較的症状が軽い場合は、病院に行ってまで薬を貰うというのは、躊躇する方が多いかと思います。
例えば、寝つきが悪いとか、眠りが浅いとか、その程度の症状の方です。
不眠症というほどではなく、「まったく眠れない」という訳ではないなら、わざわざ診察を受けるのは、案外手間でもありますよね。
そんな時に便利なのが、「ドリエル」です。
これですと、薬局などで簡単に購入できます。
ドリエルは、睡眠改善薬といって、眠る為の補助をしてくれるお薬です。
風邪薬を飲むと、眠くなりますよね？それは、ジフェンヒドラミンという成分が、眠りを誘う為。
ドリエルは、このジフェンヒドラミンが主成分なんです。
睡眠薬の代わりというよりは、もう少し優しい雰囲気の物といった感じですね。
慢性的な不眠症には効果はなく、一時的な不眠の方が対象のお薬のようです。
就寝時も脳が興奮したままで、寝付く事ができない。
こういった事が原因で軽い不眠になっている方が、最近はとても多いです。
この興奮を抑えてくれるのが、ドリエルの主成分。
もちろん、市販薬ですので、安全性も高いです。
また、花粉症など、アレルギー症状の緩和にも、効果があるようです。
どうしても今日は早く寝ないといけないのに、目が冴えて眠れないなんて時には効果的でしょう。

市販薬で不眠症に効く薬

現代人には、脳の興奮作用の異常によって、寝つきが悪い方がとても多いです。
このような睡眠障害に悩む方の増加に合わせるように、「睡眠導入剤」なる物が、市販薬として登場してきました。
最近では、その種類もかなり増えてきましたね。
もちろん、これは、睡眠薬とは別物です。
不眠症といっても、症状の比較的軽い方向け。
本格的に眠れないなんて方には、効果はないようです。
眠らないといけないような日に限って、興奮して目が冴えるなんて方には効果が高いといえるでしょう。
このような軽い不眠症に効くお薬は、ドリエル、ネオデイ、マイレスト、カローミン、ナイトール、グスリーＰ、おやすみーな、ドリーネンなど、商品名が様々です。
効果が高いと人気なのは、エスエス製薬から発売されている「ドリエル」のようです。
しかし、実際はこれらの製品の内容成分に大差はなく、効果はどれも似たような物でしょう。
主成分である塩酸ジフェンヒドラミンの１回量が、どの製品も５０ミリグラムなので、違いといえば、形などの特徴や価格くらいではないでしょうか。
唯一、特徴の違いが解りやすいのは、ドリエルのＥＸ。
ラベンダーの香りでリラックス効果があるそうです。
ですので、価格面や飲みやすさなど、自分の好みの物を選択すれば、どれにしても、同じような効果が期待できるといえるでしょう。
これらの製品は、安全性は高いとはいえ、お薬です。
用法・容量などをしっかり確認の上、服用してください。

不眠症とうつ病

不眠で悩む方には、うつ病である方が、とても多いのだそうです。
うつ病は、症状にうつ病だと特定しやすい物が少ないので、病院でも誤った診断がされやすい病気です。
例えば、頭痛や便秘、食欲不振や性欲低下、意欲が湧かないなどの症状は、うつ病ではよくみられます。
これを内科で伝えると、風邪などといった内科系の病気を疑われてしまいがちなのです。
うつ病は、重度の物になると、自殺を考える事も少なくない恐ろしい病気です。
これは、未来が不安でたまらなくなったり、必要以上に落ち込む事が重度のうつ病には多々みられる為です。
その為、うつ病は早い段階で発見し、専門的な治療を受ける事が、なによりも大切になります。
もちろん、「不眠になったらうつ病だ。」なんて事ではありません。
しかし、不眠が２週間以上続く場合は、うつ病の可能性がとても高いのです。
うつ病の方の不眠の特徴として多いのは、早朝に目覚めてしまうタイプ。
これは、うつ病を発症してすぐの頃から症状がでるようです。
そして、眠りについて２時間～３時間で起きてしまう事が増えるようになります。
なかには、不眠だけでなく、同時に過眠にもなってしまう方もいるようです。
もしも、このような特徴の不眠症状で悩んでいる方。
もしくは、２週間以上不眠症状が続いている方。
一度、専門の医療機関に相談されてはいかがでしょうか。
もし、内科で相談するのなら、不眠の症状もきちんと伝えるようにしてくださいね。