漢方薬で不眠症治療

不眠症を漢方薬で治す人が年々増えてきています。
特に中高年の方が多いようです。
漢方薬は睡眠薬と変わらないのでは？と思われがちですが、漢方薬には睡眠薬のように依存性がないので、眠気が残る事はありません。
だるさも残らないので安心して飲めるのです。
ですが、睡眠薬とは違って、飲んですぐには効果は現れません。
自然と眠れるようになるまでには、一般的に２日から２週間ほど掛かります。
効果が現れるまでは毎日飲み続けなくてはなりません。
ですが、一度自然に眠れるようになれば、漢方薬を飲まなくなっても眠れるようになります。
これも漢方薬の嬉しい特徴の一つです。
また、漢方薬は不眠症の治療と同時に、悩んでいた色々な症状も治す事ができます。
漢方医学では、不眠は気の異常として考えられています。
不眠は、ストレスなどでの気逆や気うつによるもの。
もしくは、血の異常が不眠を招くといわれています。
そういった症状にも配慮して薬を処方してくれます。
例えば、肩こりが楽になったり、イライラしなくなったりと、全身のバランスの乱れを整えてくれるのです。
ですから、不眠症が治ると同時に、他の症状も治っている事が多いのです。
漢方薬を買うにはまず、専門家のいる病院で診察してもらいます。
自分で漢方薬を選ぶのは、種類が多くとても難しいので、ちゃんと専門家に選んでもらい、自分に合った漢方薬を作って貰いましょう。
漢方薬は自然の治癒力を高めてくれるので、すごくお薦めですよ。

寝る時のパジャマと下着

就寝時に裸で寝る人が居るようですが、寝ている時は、大量の汗をかきます。
裸だとその水分が吸水されず、水分が蒸発する際に体温が下がってしまいます。
風邪をひく原因になるのでパジャマを着る事をお薦めします。
また、部屋着のままでもいいのでは？と考える人も多いかと思いますが、パジャマにも色々な役割があります。
季節を問わず、パジャマは寝ている間にかく汗を吸水してくれます。
部屋着では機能性が違ってくるので、水分を吸収出来ず熟睡する事が難しくなります。
またパジャマは寝返りなどもしやすく、体の動きに合った形状をしています。
部屋着ですと厚みがあって締めつけられたりすると寝苦しいです。
また、ゴムのきついパジャマは血流が悪くなりむくみの原因となります。
デザインよりも機能性を重視してパジャマを選びましょう。
一番いいのは、ワンサイズ大きめを買う事です。
心身ともにリラックスできますよ。
また特に女性にいえることですが、熟睡する為には締めつけの強いブラジャーやガードルといった下着は着けないようにします。
寝ている間も体型を保ちたい！という考えは分かりますが、常に体を圧迫していると、ストレスが溜まって睡眠を妨げます。
窮屈な下着を着けているのと着けていないのとでは、寝心地が大きく違ってきます。
寝ている時ぐらいは下着を外して、身体をリラックスさせてあげてください。
体型に気を使い過ぎて、不眠症で肌が荒れては本末転倒ですよ。

自分に合った枕とは

枕選びは、男女それぞれ違います。
男性は硬くて高め、女性は軟らかく低めの枕が好まれているようです。
ですが、枕が硬すぎると頭が安定しません。
柔らかすぎても頭が沈み、息苦しくなるので、どちらも不適切です。
硬いものですとパイプやそばがらが、柔らかめですと羽根や低反発ウレタンがお薦めです。
高さは、首や肩に負担をかけない為にも、３センチ前後がいいでしょう。
これよりも低すぎると、頭に血がのぼってしまい、熟睡できなくなります。
あくまでも目安なので、違和感があれば調節してください。
自分で高さを調整できる枕もあります。
これですと、高すぎる場合は中身を抜き取れます。
ウォーターベースの枕もあります。
これも水の量で固さや高さを変えられます。
次は、匂いです。
匂いが変わるだけでも睡眠には大きく変化があります。
枕の素材により香りが違うので、枕選びの際にはその点もみておいてください。
お薦めは、自然を感じられるひのきの香りです。
他にもハーブやお茶の香りなどのリラックス効果の高い香りもあります。
元から匂いが少ないものは、羽根やエステル、そばがら、パイプです。
また、備長炭素材も無臭です。
低反発ウレタンは臭いが少し気になる事があります。
枕は寝てみないと分からない事が多いです。
お店によっては、自分に合った枕を作って貰えることもあるので、どうしてもみつけられないという方は、そのようなお店で購入してみてはいかがでしょうか。