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内臓系の原因で背中が痛む
内臓の病気で背中に痛みがでるなんて信じられないと思う方も多いかもしれません。
しかし、これは事実です。
内臓疾患による背中の痛みで多いのが、「肝臓」と「膵臓」の病気です。
そこで、これら二つの病気の種類などを簡単に紹介します。
まず、肝臓の病気「肝炎」についてです。
肝炎とは、アルコールの過剰摂取やウイルスが原因で起こる病気で、進行すると肝臓の機能が著しく低下したり、慢性肝炎によって肝硬変や肝臓ガンになります。
主な症状は、倦怠感・食欲不振・発熱・黄疸といった、風邪によく似た症状です。
また、背中の右側のみ痛くなったり、肋骨の右側のみが痛くなります。
次に、膵臓の病気「膵臓炎」についてです。
膵臓炎とは、アルコールの過剰摂取が原因で起こる病気で、進行すると死亡率30%といわれています。
徐々に膵臓ガンへと移行していきます。
また、発見されにくい病気のため、発見時にはほとんどがひどい状態のようです。
症状は倦怠感や嘔吐、低血圧症により失神したりします。
急性膵臓炎は、背中のちょうど中心あたりがジワジワ痛みます。
慢性膵臓炎は、背中の左側に激痛が走る事があります。
筋肉痛になるほど運動していなかったり、どこかにぶつけた覚えもないのに背中の痛みがある方は、内臓に異常が起きている可能性が高いのです。
背中の痛みを伴う内臓疾患は、大病に繋がる危険性があります。
早期発見・早期治療のためにも、背中に長引く痛みや風邪に似た症状がある方は一度病院を受診してください。
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