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タバコ・お酒と腰痛の関係
一見、腰痛とは無関係に思われがちなタバコや飲酒も、腰痛の原因となります。
例えば、タバコを吸う人は、吸わない人の1.2倍以上腰痛になりやすいと言われています。
これは、1日の喫煙量が多くなるほどその確率が高くなり、20本未満では1.29倍、21本以上では1.36倍と言われています。
まず、タバコに含まれるニコチンに血管収縮作用があるのは誰でもご存知でしょう。
ですから、妊婦が喫煙すると胎児に酸素がいかなくなるので吸ってはいけないといわれていますよね。
腰痛でも同じ事が言え、血管が収縮することにより元々血行が悪くなりやすい腰周辺の血行がますます悪くなる為、腰痛になりやすいと考えられています。
また、ニコチンは椎間板の弾力を失わせることも判明したそうです。
このため、喫煙者は椎間板ヘルニアの疾病率が高まると考えられています。
椎間板の弾力が弱まることにより、ちょっとした事で椎間板が損傷を受けやすくなってしまうのです。
ですが、椎間板は再生することが出来ますから、特に若い人の場合は禁煙すれば比較的早く再生します。
では、飲酒と腰痛の関係はどうなのでしょう?飲酒の場合は喫煙とは少し話が変わります。
アルコールの成分の中に腰痛を引き起こす成分が含まれているわけではありません。
むしろ、適量のアルコールなら血行をよくするため、腰痛緩和にも多少の効果が期待できるでしょう。
しかし、飲酒の量が過ぎると内臓疾患を引き起こします。
つまり、飲酒による腰痛とは、大量摂取による内臓疾患の合併症ということになります。
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