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睡眠時無呼吸症候群がひどくなると
睡眠時無呼吸症候群は、生活習慣病ととても密接な関係にあります。
睡眠時無呼吸症候群だと診断された人を調べてみると、高血圧を発症する可能性が通常の人の2倍あり、心筋梗塞などの心疾患にかかる可能性は3倍もあるそうなんです。
それだけではなく、脳梗塞などの脳血管系の障害を発症する可能性が4倍もあると発表されています。
しかし、恐ろしいのは上記のような疾患だけではなく、日中の眠気なのです。
睡眠時無呼吸症候群の眠気は特有といわれていて、昼間に襲ってくる眠気が仕事中や運転中の居眠りの大きな原因となります。
その居眠りが大きな事故に繋がる可能性もあるのです。
2003年に山陽新幹線の運転手が居眠り事故を起こしました。
あの居眠りは、睡眠時無呼吸症候群が引き起こしたということがわかっています。
睡眠時無呼吸症候群の人が起こす事故発生率は、睡眠時無呼吸症候群ではない人の約2~7倍だという調査結果も出ているのです。
睡眠時無呼吸症候群が重度であるほど、事故を起こす可能性が高くなります。
睡眠時無呼吸症候群だからといって、全員が眠気に襲われるわけではありませんが、たかが眠気と侮っているならば、それは大きな間違いです。
海外では、睡眠時無呼吸症候群の眠気のせいで、原子力発電所やスペースシャトルチャレンジャーの事故なども起こっています。
大きな事故を起こす前に早期発見して、しっかり治療することで、眠気もコントロールでき、事故を未然に防げるはずです。
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