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睡眠時無呼吸症候群の原因
睡眠時無呼吸症候群には、様々な原因があります。
一つは肥満のせいで、顎の周囲や首、舌や喉などの脂肪が厚くなり、気道が圧迫され、狭くなることです。
二つ目は元々の骨格によるものです。
顎が小さく後退している小顎症は上手く舌を収めることができず、これもまた気道を圧迫します。
三つ目は鼻に疾患があったり、咽頭扁桃部に異常が見られることです。
例えば、鼻の空気の通り道が湾曲していたり、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎を持っていると、鼻の通りが極端に悪くなったりします。
咽頭扁桃や喉ちんこが炎症や肥大を起こすことも、睡眠時無呼吸症候群の原因になります。
軟口蓋といわれる鼻と喉の境目が垂れ下がることも気道を狭くさせ、睡眠時無呼吸状態を作り出します。
他にも、アルコールの摂取や薬の服用も睡眠時無呼吸状態を作り出すようなんです。
気道内の粘膜が充血・膨張を引き起こすのがアルコール。
このアルコールを摂取することにより、舌などの筋肉の緊張がなくなってしまい、気道が狭くなるのです。
さらに薬物を服用することでも筋肉の緊張がなくなり、気道は狭くなってしまうのです。
どんな薬物かというと、精神安定剤や睡眠導入剤、筋弛緩剤などがあげられます。
寝ている間に喉がふさがりやすい体質の人もいるそうです。
いずれも睡眠中に気道が圧迫されたり、気道が狭くなることが原因で、睡眠時無呼吸症候群が起こります。
一つ目の原因として肥満をあげましたが、肥満の方が絶対に睡眠時無呼吸症候群になるとも限らず、痩せている人でも起こりえる病気です。
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