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いびき・無呼吸症候群を手術で治療
睡眠時無呼吸症候群の手術でよく行われているのは、UPPPとLAUP、アデノイド切除です。
UPPPは、軟口蓋等を切り取り、口腔側と鼻腔側の粘膜とを縫い合わせて、上咽頭部を拡大させます。
咽頭部や舌の落ち込みが原因の場合であれば、舌や咽頭部分の空間を保つことが出来るのです。
この手術は無呼吸症候群に対し、5~7割の有効率です。
LAUPは、最も行われている睡眠時無呼吸症候群の手術です。
UPPPよりも簡単に行えるのが特徴で、レーザーを使用して軟口蓋を切り取ります。
出血が少なくて済むのが特徴です。
しかし、術後に痛みが一、二週間続いてしまう場合やレーザーの出力度合いにもよるのですが、半年~二年ほどで元の状態に戻ってしまうこともあります。
とりあえず、今の症状を無くしたいと思う方にとって、応急処置的な手術になるでしょう。
手術を行うことで、切除した傷口部分が瘢痕化してしまうなどのリスクもあるようです。
他にも、二週間くらいの入院が必要になるケースもありますし、手術費用も安くはありません。
病院に定期的に通院したり、痛みを伴うこともあるので、手術される際にはこのようなデメリットも検討する材料に入れておいた方が良さそうです。
いずれの手術も咽頭部を拡大させることによって、今まで塞がれていた気道を確保することが出来るので、断然呼吸もしやすくなるでしょう。
呼吸しやすくなることで、体内の酸素量が増え、心肺機能に負担をかけることが少なくなるため、心疾患にかかるリスクなども軽減されるはずです。
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