デスクワークと肩こり
肩コリや腰痛で悩む方の多くは、デスクワークをしているそうです。
これは、いったいどうしてなのでしょうか?もちろん、デスクワークだからいけない。
座る事がいけない。
などといった訳ではありません。
肩こりにせよ、腰痛にせよ、一番の原因ともいえるのが、血行不良です。
同じ体勢でいると、一定の場所だけに負担が掛かった状態が、ずっと続く事になります。
姿勢がよくても、よくない事に変わりはないのですが、姿勢が悪いと、余計に負担が大きくなります。
デスクワークの方が、肩こりや腰痛に悩まされる事が多いのは、この為だと考えられます。
デスクワークの種類にも色々ありますが、やはり、同じ体勢で、長時間なにかに集中している事が多いでしょう。
そうすると、血液の循環が悪くなり、肩こりや腰痛になってしまいます。
特に、パソコンなどは、体勢的に無理な格好の場合が多いので、余計に負荷が掛かります。
デスクワークで、腰痛や肩こりに悩んでいる方は、ちょこちょこと休憩をはさんだり、体勢を意識して変えるようにしてみてください。
ストレッチやツボ押しなども、割と改善に効果的なので、とてもオススメです。
デスクワークだから仕方ないとあきらめないで、ちょっとした事から、肩こり・腰痛の予防に努めるように心掛けましょう。
小さな事でも、面倒がらずに続けていれば、きっと効果が実感できるはずですよ。
是非参考にしてみてください。
太りすぎ、痩せすぎと肩こり
肩こりに悩まされている方は、最近本当に多いですよね。
特に、太りすぎの方や痩せすぎの方は、肩こりになりやすいのだそうです。
太りすぎの場合は、なんとなく理由が解りますよね。
体重が重ければ重いほど、体を支える時に負荷が大きくなってしまいます。
背骨への負担も大きくなります。
肩こりの予防解消に必要不可欠な運動も、太っている方は必要以上に大変です。
このような悪循環から、どうしても肩こりになりやすいのです。
もちろん、腰痛などにもなりやすいですね。
では、痩せすぎの場合はどうしてなのでしょうか。
負荷が少ない分、肩こりになりにくい気がしますよね。
実は、細すぎる人は、姿勢が悪くなりやすいのです。
これは、筋骨の弱さが原因のようです。
虚弱体質も、痩せ型の方に多くみられます。
疲れやすいと、どうしても運動が苦手になりますよね。
こうして、これも悪循環になるのです。
女性の方なら、一番自分が楽な体重を知っているかと思います。
標準体重より、少し痩せているくらいがベストだと感じている方も多い事でしょう。
それより痩せると、だるさを感じたり、重くなると動きが鈍くなったりするので、ダイエットをした経験のある方なら、把握できているのではないでしょうか?何事も、行きすぎは不健康です。
適度な範囲で体重を保ちましょう。
そうすれば、肩こりも腰痛も、自然と軽減できる事かと思います。
是非、参考に頑張ってみてくださいね。
更年期障害と肩こりの関係
更年期の症状が強い方のなかには、肩こりに悩まされている人がたくさんいるようです。
自律神経と肩こりの関係は、まだはっきりとは分かってはいませんが、むち打ちの時にみられるバレ・リュウー症候群と似ており、因果関係に注目が集まっています。
肩こりと自律神経が直接関係しているとは考えにくいですが、更年期やストレス、不快感を感じやすい神経質な性格は、自律神経に直接的に結びついているようです。
このような時、筋肉は常に起こっている緊張によって硬くなり、肩こりを頻繁に起すようになります。
そして、肩や首筋がどんどん重くなり、めまいなどを生じたりする為、悪循環です。
そういった症状の方は、血圧を測ると高血圧の場合が多いのが特徴です。
そうなると、脳卒中などの病気をひき起こすのではないかと不安になり、一段とに交感神経を刺激してしまいます。
動悸や高血圧が悪化したりという、さらなる悪循環を繰り返し起こす事も考えられます。
更年期の肩こりには、抗不安薬や自律神経調整薬を処方して貰えます。
更年期症状はもちろん肩こりもよくなる事があるようです。
抗不安薬には筋肉の緊張を和らげる効果があるので、自律神経と肩こりには何らかの関係があるのかもしれません。
まだ解明はされていませんが、ストレスを減少させ、更年期の治療に専念していけば、肩こりも少しずつは楽になっていくでしょう。
まずは放置しないで、何らかの対策をとってみてください。