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難聴を薬で治療
難聴には、薬によって治療できるものがあります。
難聴に効くといわれている薬は、種類もたくさんありますが、それによって、効果も副作用も変化します。
ここでは、特によく用いられるものを紹介していきます。
まずは、難聴の症状を緩やかにする効果のある、副腎皮質ホルモン薬。
これはいわゆる、ステロイド薬ですね。
「プレドニン」「メドロール」「リンデロン」などが代表例です。
副作用としては、ムーンフェイスや感染症への抵抗力の低下、カルシウム減少などがあげられます。
ムーンフェイスとは、顔がステロイドによってむくみ、パンパンに腫れあがる事です。
満月のようにまん丸な顔になるので、そう呼ばれています。
次は、感音性難聴やメニエール病によく用いられる、浸透性利尿剤。
「イソバイド」が代表的です。
副作用には、眠れなくなる事や食欲の低下、頭痛などがあります。
そして、不安感をやわらげる作用がある、抗うつ剤。
「ドグマドール」「ルジオミール」などが有名です。
副作用は、眠くなる、便秘、口が渇くなどがあります。
この他にも、抗ヒスタミン薬や自律神経調整剤、睡眠薬やビタミン剤などがよく処方されます。
薬で治療をする際の注意点としては、医師の指示をきちんと守る事です。
用法用量を勝手に加減したり、服用をいきなりやめたりすると、効果が下がるだけでなく、症状を悪化させてしまう可能性があります。
薬を服用していて、何か不都合が生じたら、必ず医師に相談してくださいね。
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