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歯周病が進行するとどうなる
歯周病の進行には、大きく分けると四段階あります。
まずは、健康的な歯周。
歯茎は綺麗な桃色で、歯周ポケットはありません。
歯磨きをしても全く出血しませんし、リンゴを噛んでも血なんかでないのです。
次に、軽度の歯周病。
歯茎が少し赤みがかってきます。
歯磨きの時に血がでたり、リンゴををかじったら血がにじむという症例が多くあります。
痛みはまだあまりありませんが、この段階で治療を開始できれば治りも早いでしょう。
それが進行すると、中度の歯周病になります。
ぽってりと歯肉が腫れてきますし、細菌が毒素を発生するので、臭いもでてくるのです。
さらに、歯が浮いたような感覚になったり、歯周ポケットが大きくなって、歯がぐらつきだします。
骨も溶けだすので、早急に治療を開始する必要があります。
それでも放置すると、重度の歯周病になるでしょう。
ここまでくると、見た目にもかなりの変化が出てくるはずです。
まず、歯茎はどす黒い色になります。
しかも、歯茎が痩せこけてしまうので、普通は隠れている部分まで歯がむきだしになって、異様に歯が長くなったようにみえます。
歯茎はブヨブヨと完熟末期のトマト状態になりますし、歯は触るだけでぐにゃぐにゃと動くでしょう。
歯周ポケットが開ききっているので、食べかすも詰まり放題です。
ここまで歯周病が進行すると、総入れ歯まではあと一歩というところです。
歯周病をずっと放置し、重度まで進行してしまったら、治療ができない状態になってしまう事もあります。
なるべく早期に発見して治療を開始することが大事ですね。
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