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歯周病治療の手術の種類
歯周病が進行し、歯科でのケアや投薬でも症状が治まらない場合、外科手術が必要となります。
外科手術とひとまとめにいっても、いくつかの種類があり、進行の具合や症状によって手術方法を決めていくのです。
歯周病治療の手術の種類としては、まず、エムドゲイン法があります。
これは、歯周の組織を再生させる手術の一つです。
この手術は、歯の根っこにあたる部分に特殊な薬剤を塗り、余計な歯肉が入ってこられなくする事で、歯周の組織を再生しやすくするという方法です。
進行の具合に応じて、骨を移植するケースも存在します。
次は、フラップ手術です。
これは、歯周ポケットという部分の深さが4ミリメートル以上になった時などに行われます。
方法はまず、歯肉にメスを入れ、骨から剥がした状態にします。
その上で、歯垢や歯石を取り除き、骨も綺麗に掃除しておきます。
さらに、問題がある歯肉を取り除いて、最後に歯肉を復元するというものです。
重症の場合によく用いられる手術が、歯周組織再生誘導法・GTR法です。
この手術も、骨を移植する場合があります。
これは、歯槽骨と歯肉の両方を再生させる事ができる手術です。
どのような手術も、けして手軽なものとはいえません。
できるだけきちんと定期検診に行き、歯周病にならないように常に気をつけておきましょう。
あまりに酷くなれば、手術すらできない状態になってしまう事もあります。
もちろん、毎日の自宅でのケアも重要ですね。
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