オサートの適している人
オサートは、手術をしない画期的な最新の視力回復法です。
視力回復法はレーシック手術がポピュラーになっていますが、やはり目の手術は怖いですし、副作用も心配です。
そう思っている人も少なくはないでしょう。
手術を受けないで視力が回復する方法があれば、受けてみたいと思う人は多いはずです。
では、このオサートはどんな人に向いているのでしょうか?まず、近視の人、乱視の人、遠視の人、老眼の人などです。
近視や乱視は強度であっても大丈夫です。
オサートの元になった治療法はオルソケラトロジーですが、強度の近視や乱視、遠視、老眼には効果が薄いと言われていました。
これを改良したのがオサートで、適応の範囲が広がりました。
オサートって万能なんだね!と思いますが、やはり、オサートにも向かない人がいます。
それはどういった場合なのでしょうか?実は、強度のドライアイやアレルギー体質の場合には不向きと言われています。
小さな子供や年配の方でも受けられる治療法なので、誰でも受けられそうですが、中には受けられない人もいるのです。
初診を受けてみて、検査でオサートによる視力回復治療に適さないという結果が出たり、テストレンズの装着感に耐えられないようなら、諦めるしかないでしょう。
また、コンタクトレンズのケアをしっかりしないと、眼病になってしまう危険性がありますから、ケアをサボりがちな方には向きません。
定期健診もきちんと受けないといけないので、継続しての治療が面倒だと思うなら止めておいた方が無難です。
オサートの視力回復までの流れ
オサートとは、夜寝ている間に特殊なコンタクトレンズを装着し、角膜を矯正することで、視力を回復する方法です。
オサートの視力回復までの流れについて簡単にお話したいと思います。
まずは、初診で詳しい検査を受け、オサートが自分に適しているか調べる必要があります。
テストレンズも装着して、適していると判断された場合は、自分専用のコンタクトレンズを作成します。
コンタクトレンズが出来るまでには1ヶ月程度かかるようです。
コンタクトレンズが届いたら、いよいよ治療を開始します。
基本的には毎晩、就寝中に特殊なコンタクトレンズを装着し続けるのです。
オサートでの治療を開始した最初の月には、一回から二回くらい通院して、検査を受けます。
その後は、三ヶ月に一回、または、二回程度、定期的に検査を受ける必要があります。
オサートによる視力回復治療の効果には、個人差があるため、人によってどのくらい視力が回復するのかも、視力回復にかかる期間も違ってくるでしょう。
現在の視力や屈折値、年齢、眼鏡やコンタクトレンズの装用期間によっても、治療効果が違ってきます。
例えば、三十代で0.1程度の人は、二~三ヶ月で0.5~0.8くらいまで回復させることができるようです。
次の段階の治療では、1.2以上も夢ではないらしいです。
ただ、当然ですが、コンタクトレンズのケアは必要ですし、不衛生にしていれば眼病になってしまう危険性もあります。
日中は裸眼で過ごせるとはいえ、ずっと治療を続けなくてはいけないという面倒さはあるかもしれませんね。
オサートに掛かる費用
オサートとは、オーダーメイドの特殊なコンタクトレンズを装着して寝ると、視力が回復するという評判の視力回復方法です。
値段が手頃であれば、やってみたいと思う人はきっと多いことでしょう。
しかし、そのお値段はいくらくらいなのでしょうか?ちなみに、オサートは自費診療であり、健康保険は使えません。
オサートは、現時点では、そんなに安いものではないようです。
オサートを行っているクリニックのホームページに書かれている値段を見ても、簡単に試してみようと思う人は少ないと思います。
治療費は両眼であれば、現時点で38万円、片眼では28万円と提示されていました。
これに初診料や検査費、定期検査費用が掛かるので、両目であれば50万円以上は見積もっていた方がいいですね。
スペアレンズや治療をステップアップさせるのにも費用が掛かります。
日中はどうしても裸眼で過ごしたいという理由がなければ、庶民にはちょっと出せない金額ですよね。
例えば、スポーツをやっていて、メガネやコンタクトレンズをしていると、プレイに影響が出るという方なら、試してみる価値はあるでしょう。
または、お子さんが一定の視力がないと就けない職業を希望しているのなら、オサートでの視力回復治療が有効かもしれません。
いずれにしても、効果には個人差もありますし、オサートでの治療を開始すれば、すぐに視力が回復するというものでもないので、何か目的があって視力を回復したい場合には、無料の説明会などに参加して、医師に直接相談してみてください。