カイロプラクティックで腰痛を治す時の注意点
そもそもカイロプラクティックというものは、マッサージや指圧とはまた違ったものです。
骨格や関節をメインに歪みを矯正していき、その症状を緩和する・取り除いていくという方法がカイロプラクティックなのです。
人は神経の働きが低下すると、それに伴って筋肉や関節の働きも低下します。
それが歪みとなり、腰痛などを引き起こす要因となっているのです。
なので、腰痛の改善にカイロプラクティックを選んだとしても、腰痛そのものの治療をしていくのではなく、腰痛が起こっている原因に対して治療をしていく、ということを頭に入れておく必要があります。
カイロプラクティックは、腰痛、ぎっくり腰はもちろんのこと、椎間板ヘルニアや坐骨神経痛にも効果があると言われています。
ただ、腰痛の原因が事故や怪我などの外傷性の場合、もしかしたら、自分では軽い捻挫などと思っていても、実は重度の捻挫や骨折・脱臼なんかを起こしている場合もあります。
外傷性の腰痛であれば、カイロプラクティックをすぐに行うのではなく、一度病院に行ってレントゲン検査を受けてからの方が良いでしょう。
他にも、椎間板ヘルニアなどで手足のしびれなど神経的な症状が出ている場合は注意が必要です。
特に排尿障害や歩行障害が出てしまっている場合は、まず病院へ行って治療するのが先決です。
腰痛の原因が筋肉の疲労や体の歪みではなく、病気ということだってあります。
カイロプラクティックに行っても腰痛が改善されないようなら、病院でしっかりと検査を受けてみた方がいいかもしれません。
腰痛を改善するツボ
腰痛でお悩みのあなた。
人の体の中には、腰痛に効くと言われているツボが360もあることをご存知でしたか?もちろん、腰痛になってしまったら、それに対する治療を行ったり、日頃から腰痛対策などをとるのは当たり前ですが、ツボ療法なども同時に行っていくことで、より快適に毎日を過ごせるかもしれません。
ツボ療法が比較的効果があるとされているのは、長時間同じ体勢で作業をしていた時などに起こる腰の痛みに対してです。
この場合、ツボを押すと、腰の疲れや痛みが緩和されることが多いでしょう。
また、ツボを押すのなら、入浴後のある程度体が温まった後や寝る前に押すと、さらに効果的だと思います。
人それぞれ、ツボの場所が若干違っていることもあるので、なかなか該当するツボが見つからない時はツボを探す範囲を広げていってみてください。
腰痛に効果があるとされている代表的なツボは、腰の部分の背骨から左右とも外側に指2本分あけた所にある「大腸ゆ」というツボです。
このツボを押す場合は、親指の腹の部分を使って、ゆっくり押していきましょう。
大腸ゆは、腰痛の他に坐骨神経痛や大腸・小腸の疾患に効果があるとされています。
他にも、腰の部分から上に指3本分あけた所にある「腎ゆ」というツボも腰痛には効果があるといわれています。
腎ゆは腰痛だけでなく、腎臓疾患や生殖器系疾患、さらには膀胱など泌尿器系の疾患にも効果的なんです。
膝関節の下にあるソラマメくらいの大きさの骨の真下に位置している「陽陵泉」というツボは、一人でも押しやすい腰痛を改善するツボです。
バランスボールでの腰痛の効果
腰痛に効くと言われているグッズは色々ありますが、その中でもよく効くと言われているのがバランスボールです。
しかし、お医者さんによってはバランスボールの使用は止めた方がいいという方もいるでしょう。
実際のところ、使い方によって腰痛に良かったり悪かったりするので気をつけなくてはいけません。
バランスボールは、腰だけではなく、肩や背中のコリなんかもほぐしてくれると言われています。
毎日使うことで、血行が良くなり、腰痛にも効くのです。
では、どんな使い方をすれば腰痛に効くのでしょうか。
バランスボールは、腹筋や背筋を効果的に鍛えることができます。
バランスボールで腹筋や背筋のトレーニングをすることによって、バランスよく筋肉がつき、体の歪みが矯正されるでしょう。
腹筋や背筋などの筋力をつけることが一番の腰痛対策になるのです。
他にも、床に寝転んだ状態でバランスボールを両足で挟み、そのままバランスボールを上げたり下げたりする運動も、大腰筋を鍛えることができ、腰痛解消にいいでしょう。
間違った使い方をしてしまうと腰痛を悪化させてしまうので、腰痛にとってはダメな使い方もここで紹介しておきます。
それは、よく目にするバランスボールの上に座り、何かポーズをとったりする運動です。
この運動は背もたれや手すりなどがないため、腰に思い切り負担がかかってしまうのです。
腰に負担をかけるのは腰痛にとって最も良くないので、この使い方は避けてください。
バランスボールは、正しい使い方をしていれば、きっと腰痛対策になるでしょう。