不妊治療中の人との接し方
不妊症の治療を頑張る中で、とてもつらいのは、友人や知人などからの妊娠報告ですね。
誰かが妊娠した事を妬んだり羨んだり、そんな事がつらいというよりは、素直に心からの祝福をできない自分が小さいのではないか・・・と思ってしまう事がつらいのではないでしょうか。
逆に妊娠報告をする方も、不妊症の友人への報告を躊躇する事が多いです。
ですが、そんな気づかいすら、何ともいえない気持ちになりますよね。
どう対応すればいいのか?なんて「おめでとう」っていうしかないんです。
心が祝福していないとしても、仕方なくでも、おめでたい事にそれ以上の言葉はありません。
でも、無理している事がバレバレではないか?とか、笑顔は不自然ではないか?とか、変な心配は必要ないんですよ。
複雑な気持ちでいる事は当然ですし、友人ならきっと解ってくれているはずです。
つらい時は、すべてを完璧にできなくてもいいんです。
甘えも時には必要です。
頑張っているからこそつらい気持ちになるのです。
我が子を腕に抱いた時に、「あの時はごめんね」って謝って、心からの祝福をやり直しても遅くはないんです。
友人の妊娠報告を受けた夜に、人知れず泣いてしまっても、それは今ちょっと不安定なだけなんです。
最低なんて考えるのはやめてください。
あなたは、母性溢れる優しくて素敵な女性です。
「今だけ余裕がない」ただそれだけです。
ですから、精神的に安定できてからきちんとすればいいんです。
あまり深く考え込まずにいきましょう。
不妊治療 転院
不妊症の治療は、精神的にも体力的にもつらいものですね。
その上、保険適用外の治療も多かったりするので、経済的負担も掛かってきます。
不妊治療が長期間に及べば、希望が持てなくなってしまう方が多いのも仕方のない事かもしれません。
不妊症の治療をできるだけ負担の少ないものにするなら、一番大事なのは、掛かりつけの医師と信頼関係をきちんと築く事です。
医師に不信感があると、不妊治療がさらにつらいものになってしまいます。
不妊症の治療は、何より医師との相性が重要なのです。
ここで大丈夫なのか?と不安になったら、一歩踏みだす勇気も必要です。
人気の病院とか、近所の病院とか、初めは魅力的に思えた病院でも、何か違うと感じたら、転院を考えるのは悪い事ではありません。
不安や不信感があるままで通院するほど無駄な事はないですよね。
結果がどう変わるかは解りませんが、気持ちよく通える病院がみつかった方が通いやすくなりますし、ストレスが減るはずです。
悩んでいても不安がつのるだけなら、とりあえず動いてみてもいいのではないでしょうか。
ちょっとした環境の変化は、気分転換にもなるのでお薦めですよ。
不妊症のコミュニティなどで情報を集めると、色々な病院の紹介がされているので、そういった口コミ情報を参考にするのもいいでしょう。
パソコンなどが苦手な方は、同じような環境にある友人に、お薦めの専門家を聞いてみるのもいいですね。
子宮筋腫が不妊の原因
不妊症の原因として、特に有名なのは、子宮内膜症ですね。
不妊症を疑う時に、一番に心配するのはこの病気ではないでしょうか。
ですが、この病気が有名であるが為に、あまり気にされていない方が多いですが、子宮筋腫も、不妊症の原因になる可能性がある病気なのです。
とはいえ、子宮筋腫には様々な種類があるので、すべての筋腫が不妊症に繋がるとはいえません。
ですから、そういった意味では、不妊症に関係ある病気としてそこまで認知されていないのも、仕方のない事かもしれませんね。
というのは、子宮筋腫と一口にいっても、できる部位によって名前も違えば、不妊との関係性も変わってくるからです。
不妊症に関係するのは、子宮内膜に悪い影響を与える場所にできる筋腫だけです。
粘膜下筋腫は、子宮内膜を圧迫して変形させてしまう為、精子が留まる事ができなくなってしまいます。
自覚症状としては、生理がダラダラと続いたり、出血量が通常よりも多かったりといったものがあります。
卵管を塞いでしまう事があるのもこのタイプです。
ですが、すい膜下筋腫などはかなり大きなサイズのものでも、不妊症に関係する事はまずないといわれています。
症状もほとんどないとされていて、こちらであれば心配はしなくても大丈夫でしょう。
この他にも、筋腫は色々な場所にできますが、それによって心配の度合いがかなり変わってきますので、まずは病院で検査してみてください。