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難聴の治療法
難聴でお困りの方に、主な症状や治療法を簡単に紹介します。
難聴の原因は、大きく分けて「感音性難聴」と「伝音性難聴」の二つに分けられます。
感音性難聴は、聴神経や内耳の異常によって起こります。
音が聞こえにくい、音が割れて聞こえる、複数人での会話が困難、耳鳴りを併発するなどといった症状があります。
また、音の周波数によって聞こえにくい度合いが人それぞれの為、音をただ大きくするだけの補聴器では、雑音が入り、逆に聞こえづらくなります。
そこで、個人に合わせて調整可能で、雑音が入らない「デジタル補聴器」が有効とされています。
この難聴は、治療や手術は困難とされていましたが、近年、特殊な電極を内耳に植えこむ「人工内耳手術」の開発が進められています。
リハビリ次第で、日常会話程度なら聞こえるようになる画期的な手術です。
伝音性難聴は、外耳や鼓膜・中耳の異常によって起こります。
大きな音は聞こえても、通常以下の音は聞こえづらく、耳の閉塞感や自分の声が大きく聞こえるといった症状があります。
この難聴は、ほとんどの方がケガや中耳炎による影響で、鼓膜に開いた穴が塞がらずにいる「慢性穿孔性中耳炎」になっているとされています。
近年では、人体用の特殊な接着剤で鼓膜を形成したり、コラーゲンでできたスポンジなどで鼓膜にできた穴を埋める「鼓膜形成術」と呼ばれる新たな手術法が開発されています。
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