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子供の糖尿病
これまで子供で発症する糖尿病の殆どは、「インスリン依存型糖尿病」という種類の糖尿病でした。
遺伝的原因やウイルスが原因ではないかとされていますが、本当の原因は不明で、何らかの要因により膵臓の細胞が悪化してインスリンが殆ど分泌できない、または、全く分泌できない為に体内の糖分を分解できないタイプの糖尿病です。
このため、小児糖尿病とか若年性糖尿病と呼ばれていました。
しかし、最近、成人病であるはずの2型糖尿病を患う子供が増加して世間を騒がせています。
成人病と呼ばれる2型糖尿病は、長年の不摂生により発症すると考えられており、これまでは大人の病気でした。
だからこそ、「成人病」なのです。
その成人病であるはずの2型糖尿病が、子供の間で増えているのです。
これはもちろん、成人と同様、生活習慣に問題があるために発症した病気です。
つまり、体内では正常にインスリンを分泌しているのに、そのインスリンの分解量より多くの糖分を摂取している為に、糖分の分解が追いつかないというタイプの糖尿病です。
食事内容と食事量に問題があり、運動量が足りないことが原因ですから、子供で2型糖尿病が発症してしまったら、それは完全に「親が病気にした」と言っても過言ではありません。
子供でも当然ながら大人と同様に合併症の危険があります。
糖尿病の合併症は命の危険さえある恐ろしい病です。
ですから、一刻も早く生活改善する必要があり、それは両親の責任で行わなければなりません。
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