勃起不全 補助具
勃起不全のための補助具に、VCD式カンキという医療器具があります。
快生薬研株式会社が開発・販売している陰圧式勃起補助具で、厚生労働省の承認も得ており、どんなタイプの勃起不全にも効果があるそうです。
バイアグラなどの治療薬を使えなかった人でも、VCD式カンキなら安心して使うことができます。
VCD式カンキの仕組みとしては、筒状になった真空ポンプの働きにより、陰茎海綿体に血液を集めて勃起させ、根元にパッキングを装着して勃起を三十分程度維持します。
勃起までにかかる所要時間は二、三分程度で、慣れは必要ですが基本的な操作は簡単です。
使用を続けることで、勃起不全が治ったという人もいます。
VCD式カンキには、ピストン型とゴム球型があり、基本効能は同じですが、より使いやすいピストン型は50,400円、ゴム球型は31,500円です。
ネット通販などで購入できますが、医療器具なので医師に相談してから使用した方がいいでしょう。
パーツのみの販売も行っているため、経済的に長期間使用することができます。
根元にパッキングを装着している間は、男性器を人工的にうっ血させている状態なので、三十分以上装着し続けるのは危険です。
一度パッキングをはずして、間に休憩を挟めば、また使用することはできますが、装着したまま寝たりすると大変なことになってしまいます。
自分に合ったパッキングのサイズや吸引回数などがわかるようになるまでに、多少時間がかかるかもしれません。
使用の際に焦らないためにも、相手の理解を得てから使った方がいいです。
勃起不全 薬
勃起不全の治療薬として、あまりにも有名なのが「バイアグラ」です。
でも、バイアグラは効果が高い反面、危険な副作用を起こしやすい薬でもあるので、医師の処方が必要な薬になっています。
アメリカと日本、それぞれで死亡例のある薬ですから、間違っても個人輸入したり、怪しげな通販で買ったりしないでください。
不純物が混ざったバイアグラは特に危険です。
また、救急車を呼ぶほどの副作用を起こした場合、救急隊員にバイアグラを服用していることを伝えなくてはいけませんから、性交の相手にも自分がバイアグラを使ったことを知っておいてもらった方がいざという時に安心でしょう。
バイアグラよりも副作用が少ないといわれている勃起不全の治療薬が「レビトラ」です。
まだバイアグラほど有名ではないようですが、バイアグラと同じような効果があるにもかかわらず、錠剤が小さく、食後30分から服用できます。
副作用が少ない(個人差がある)とはいっても、バイアグラ同様に死亡例がある薬ですから、必ず医師に相談して処方してもらってください。
一緒に服用すると危険な薬も多いので、服用している薬や持病などを正確に申告する必要があります。
食事の後すぐにでも服用でき、その効果が三十六時間も持続するという勃起不全の治療薬が「シアリス」です。
この薬も医師の処方がないと危険な薬なので、個人輸入品などを購入しないようにしましょう。
勃起不全 対策
勃起不全対策のためのサプリメントを紹介します。
まずは、勃起不全に大きく関係しているといわれる「亜鉛」です。
自律神経とホルモンバランスを整える「プラセンタ」も勃起不全には試してほしいサプリメントになります。
血流の流れを改善する「サポニン」やスイカから発見された「L-シトルリン」も精力増強に効果的です。
各種ビタミンや亜鉛などのミネラル、サポニンまで含んでいる「マカ」も勃起不全対策にはうってつけでしょう。
馬のパワーが得られるということで馬を意味する名前がついた「アシュワガンダ」も滋養強壮剤として役立つ薬草(ハーブ)です。
天然の精力剤、バイアグラともいわれている「アルギニン」は、勃起不全の人が不足しがちな一酸化窒素を生成してくれます。
男性不妊症にも効果がありますし、成長ホルモンの分泌も促進してくれるので、老化の予防にもなるはずです。
ドイツなどの国では医薬品になっている「イチョウ葉エキス」は、血液の流れをよくする効果があるといわれていて、副作用のないバイアグラとして注目されています。
「ビタミンE」も一緒にとると、さらに効果的かもしれません。
勃起不全対策のためにサプリメントを選ぶ時には、高い方が効果があるような気がしてしまいます。
でも、高いイコール品質がいいということではないので、むやみに高いものを買わずに、信頼できるメーカーのものを選んでください。
サプリメントと一緒に、その成分が入っている食品をとるようにすると、さらに効果的だと思います。