不妊 コミュニティ
不妊で悩んでいるのなら、同じ悩みを持つ人が集まるコミュニティに参加するといいでしょう。
不妊の悩みを友人に相談しても、わかってもらえないことの方が多いもの。
女性の中には、自分が不妊に悩んで初めて、結婚した友人に、「子供はまだ?」と無神経にきいていたことを後悔したという人もいます。
また、不妊について相談されても、問題が深刻すぎて、何ていっていいかわからないという人も多いかもしれません。
その点、不妊症で悩む人同士であれば、赤ちゃんができない辛さや不妊治療の大変さ、周りの人の無理解に対する怒りなどを共有することができます。
どんな治療法を試したか、民間療法にはどんなものがあるのか、不妊を改善するための知識も得られるはずです。
もちろん、不妊に関する本などでも知識は得られますけど、実際に効果があったという人が身近にいた方が何倍も信憑性が増しますし、わからないことを質問できるというメリットもあるでしょう。
大手SNSサイトの中の不妊コミュニティに参加するという方法もありますが、不妊に悩む人だけのコミュニティに会員登録するのもいいと思います。
例えば、「べビスタ」は、色々な条件でコミュニティを検索できるので、自分が参加したいコミュニティが簡単に探せるなど、コミュニティによっても特徴があるのです。
同じ不妊で悩んでいるとはいっても、高齢出産なのか、一人目不妊なのか、不妊治療は受けているのかなど、状況には違いがありますから、なるべく自分に近い立場の人がいるコミュニティに入った方が得られることは多いはずです。
不妊 温泉
昔から不妊に効果があるといわれる温泉は、全国各地にたくさん存在します。
週末にでも、夫婦揃って不妊に効果的な温泉に行って、のんびりと温泉につかって、おいしいものを食べて、リラックスして子作りに励めば子宝に恵まれるかもしれません。
温泉によって効果的な入浴法も違いますから、事前に調べてから行くといいですね。
ただ、近場の温泉に行くにしても、そうそう長期にわたって温泉療養できない人も多いでしょう。
一度や二度、不妊にいい温泉に入ったからといって、すぐに体質が改善するわけではないので、過剰な期待は禁物です。
具体的に不妊の原因がわかっているのなら、病院で治療するのが最優先になります。
ただ、冷え性だと不妊になりやすいため、頻繁に温泉やお風呂に入るようにすれば、冷え性の改善に繋がり、妊娠しやすくなるはずです。
温泉の最大の効果は、体がよく温まり、湯冷めしにくいこと。
泉質によっては、自己治癒力や新陳代謝を高めたりする効果もあるかもしれません。
自宅に不妊に効果のある温泉水を取寄せて入浴するのも、一つの方法ではあります。
でも、入浴剤を使えば、もっと簡単に経済的に自宅で温泉効果を得ることができるのです。
入浴剤を入れた浴槽に、最初は全身浴でつかって体を温め、その後、半身浴でじっくりとつかり、最後に冷たいお水をかぶるか、冷水摩擦をすると効果的でしょう。
温泉以外にも岩盤浴や砂風呂、クアプールなども不妊にはいいと思います。
不妊 習慣性流産
時に不妊以上に女性を悩ませるのが、習慣性流産です。
赤ちゃんができない不妊も辛いものですが、流産も同じくらいか、それ以上に辛いと思います。
習慣性流産とは、三回以上続けて流産することをいいますから、人によっては辛さのあまり、次回の妊娠を諦めてしまうこともあるようです。
習慣性流産に似た表現に不育症がありますが、不育症は流産だけでなく、早産や死産も含みます。
一度流産を経験すると、二度目の妊娠の確率は約84%になり、流産率は約16%になります。
二度流産を経験すると、三度目の妊娠の確率は約75%になり、流産率は約25%です。
三度流産を経験すると、四度目の妊娠の確率は約55%になり、流産の可能性は約45%と、妊娠できる確率はどんどん減っていき、逆に、流産してしまう可能性が上がっていきます。
もし、四度流産したら、五度目の妊娠の可能性は約46%なのに対し、流産の可能性は約54%と過半数を超えてしまうのです。
この数値はあくまでも目安ですが、二回以上、思い当たる原因がないのに流産した場合は、習慣性流産の検査を受け、有効な治療があれば受ける必要があるでしょう。
適切な治療を受けることで、習慣性流産を克服し、元気な赤ちゃんの出産できるケースも少なくありません。
習慣性流産の検査は、流産後、すぐに行うことができますが、習慣性流産の検査や治療の一部は、健康保険の適用外なので、予めかかる費用を確認してから、産婦人科に行くことをオススメします。