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多汗症 ボトックス治療と効果
多汗症の治療には、かなりの時間が掛かりますので、ボトックスという注射をする治療法が最近注目されています。
ボトックス治療法は、精神的なものが原因の多汗症には非常に効果があります。
ボトックス治療を行うと、通常、効果の持続期間は3~4か月間という事でしたが、ボトックス治療を行う部位によっては半年以上効果が持続する事もわかっています。
それは、半年ほどでボトックスが交感神経の末端からはずれて、体の外に排泄されてしまうからです。
そうすると、また汗をかき始めるという理論です。
ところが、半年経っても汗をかき始めない人がいたのです。
ある病院で実際に、半年を経過しても汗が減っているか、ボトックス治療を受ける前よりも明らかに汗が少ないままの人が半数近くいました。
これは、1回のボトックスの注射で多汗症が完治する可能性があるという事です。
この理由は精神的なもので、ボトックス治療の効果を体験して多汗症への不安が自信に変わったからです。
その自信が、多汗症以外の他の事に意識を向かわせて、多汗症への不安が減ったという好循環をもたらしたのです。
ただ、全ての人にこれが当てはまるとは言えません。
神経質で物事にこだわる人は、ボトックス治療の効果期間が終わると、また汗をかき始めて、再び注射が必要になってきます。
でも、そのような方でも、前のボトックス治療よりも少ない量で同じ効果が得られます。
このような事からボトックス治療は、多汗症にはかなりの効果があると言えるでしょう。
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