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多汗症を手術で治療
多汗症の治療には、手術をする方法としない方法があります。
自分の多汗症がどの程度のものなのか、手術のメリットやデメリットはどうなのかをよく考えて、自分に一番合う方法を選ばなければなりません。
多汗症を完治、あるいは、解消や改善させるには手術しかないと思っている方もいますが、手術は最後の手段です。
それは、手術によって取り除いたものは元には戻らないという理由からです。
多汗症は、とてもつらいと思いますが、命には関わらないので、手術を焦らず、後で悔やむことがないように、慎重に判断してください。
1つの病院だけで結論を出すのではなく、いくつかの病院でカウンセリングを受けたり、医師に相談したりして、本当に手術が必要で、手術以外に改善させる方法はないのかをよく考えましょう。
多汗症の治療には、ボトックス注入、交感神経切除手術、超音波治療法、星状神経節ブロック療法、イオンフォレーシス療法、塩化アルミニウム、精神療法があります。
その中でも、交感神経切除手術が多汗症治療として最もよく行われています。
自律神経のうち、交感神経が優位になってしまうのが、多汗症の大きな原因だと言われているため、多汗症を完治させるために交感神経を切除しようという手術です。
その他の治療法は、ボトックスを注射したり、超音波で脇の下の汗腺を除去したり、局所麻酔薬で交感神経を一時的にブロックしたり、多汗症の部分に電流を流したり、制汗剤にも使用されている塩化アルミニウムを使ったり、多汗症の大きな要因となる精神的な治療を行ったりするものです。
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