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更年期 基礎体温
基礎体温は、若い頃には妊娠を望む時、もしくは、妊娠したくない時などに測っていた方も多いと思います。
かつては基礎体温を測っていても、特に基礎体温を測る必要を感じなくなると、毎日測るのは面倒ですし、ついやめてしまいますよね。
でも、望み通り妊娠したから終わり、もう避妊する必要がないから終わりではなく、可能な限り基礎体温を測っていくことをお勧めします。
更年期に入ると、基礎体温にも変化が生まれてくるでしょう。
女性ホルモンのバランスが変化していきますので、体にもその症状が現れてきます。
では、どのように基礎体温の変化が現れるのでしょうか?
更年期に入ると、基礎体温の高温期が短くなってきます。
そして、その高温部分が低くなってくるのです。
更年期に入る前の自分の基礎体温の高温期がどれくらいの長さだったのか、そしてどれくらいの体温だったのか、それをわかっていないと、高温期の長さが短くなったとか低くなったとかはわかりません。
なので、短期間ではなく、長期間にわたって測る必要があるのです。
基礎体温を測っていなかったら、更年期に入ったことに気付かず、自分の体調がおかしいのは何故なのか、理由がわからずに不安に思う毎日を送ることになってしまいます。
更年期に入ったと自覚することによって、治療の仕方も変わってくるはずです。
このように、妊娠を望むなど短期的な目的がある時にだけ基礎体温を測るのではなく、自分の体のことですので、変化にすぐに気付けるように、いつも基礎体温を測っていくようにしましょう。
基礎体温を測るのは、とても大切なことなのです。
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