妊娠できないことがわかったら
妊娠できないことがわかったら、どうしますか?女性であれば相当ショックなことですよね。
女性の多くは、実際に産むかどうかはともかく、いつかは子供が欲しいと思っていることでしょう。
特に好きな人の子供だったら欲しいと思うはずです。
しかし、子供がどうしても欲しいわけではないのなら、子供がいないならではの別の道を考えてみてもいいかもしれません。
仕事や趣味に打ち込んで、子供がいなくても構わないという考え方にシフトするのです。
もし、不妊治療することで妊娠の可能性があるのでしたら、希望もありますし、夫婦で話し合った上でやってみるのもいいと思います。
不妊治療しても妊娠が望めない場合は、複雑な思いがいろいろ出てくることでしょう。
子供ができないことにより、離婚に発展してしまうという話も珍しくはありません。
子供ができないから離婚するなんて、おかしいと思う人もいるはずです。
でも、自分の体に不妊の原因があり、離婚することで相手が再婚し、子供を持つことができるとすれば離婚を考える人もいるでしょう。
相手が子供好きなら尚更そう思うでしょうし、相手の実家が跡継ぎを望むような家であった場合も、離婚せざるをえないような状況になってしまうかもしれません。
不妊治療を受けている間に、ストレスから夫婦のすれ違いが起こって、離婚に発展するというケースもあるようです。
実子にこだわらないのであれば、養子をもらうこともできます。
また、代理出産という方法もあるかもしれません。
ただ、いずれにしても、かなりの覚悟がないと難しいと思います。
東洋医学の未任とは
東洋医学には、未妊という考え方があります。
これはどういった考え方なのでしょうか?いわゆる病院で行う不妊治療は、西洋医学になります。
それに対し、東洋医学でいう未妊の考え方は、体のバランスを整えて、妊娠しやすい体作りをするということです。
人は知らない間にストレスを溜め込んでいます。
こういったストレスが自律神経を乱し、胃腸障害や、ホルモンバランスを悪化させていることになります。
生理の周期を乱すことにもなるでしょう。
生理周期が乱れると、妊娠しにくくなります。
また、女性は冷えという症状を持っている人が多いです。
冷えは血流を悪くし、内臓の機能を低下させます。
当然、卵巣の機能も低下させてしまうでしょう。
それに、冷えは代謝も免疫力も低下させます。
妊娠を持続させる意味でもよくないです。
こういった妊娠しにくい要因を取り除き、妊娠しやすい体作りに改善していくのが東洋医学です。
そうすることで妊娠力がアップします。
それでは、どういった治療を行うのでしょうか?まずは、カウンセリングを行い、その人がどういう症状を持っているかを調べます。
そして、その人に合った治療法を見つけます。
鍼、お灸、漢方薬などが、主な治療法です。
週1回のペースで通うことが多いようですが、2ヶ月もすれば、体質が変わっていくという声をよく聞きます。
病院で不妊治療を行う前に一度試してみてもいいかもしれません。
ちなみに、基礎体温を計ることは東洋医学でも大事です。
40を超えると妊娠できない
40を超えると妊娠しにくくなると聞きます。
卵巣の機能の低下や、卵子の質の低下、女性特有の子宮筋腫などの子宮の病気、卵巣の病気などといったことから、一般的に妊娠しにくくなってしまうのは事実です。
また、卵子だけの問題でなく、男性の精子も年齢と共に劣化していくと言われています。
ただ、妊娠しにくくはなるかもしれませんが、最近では、40を超えて妊娠する人もたくさんいます。
それに、意外にも40代の人工中絶率も高いのです。
これは思わぬ妊娠をしてしまう可能性が高いことを意味しています。
経済的・体力的な問題から出産を諦めることが多いのでしょう。
基本的に、排卵をしていて、生理があれば、40を超えても十分妊娠の可能性があります。
閉経は50歳前後であることが多いので、そこまでであれば、妊娠してもおかしくはありません。
ただし、高齢出産はリスクがとても高いです。
まず、染色体異常の可能性が上がり、母体に対する危険性も高くなってしまいます。
分娩も難産傾向であったり、帝王切開率が増えたり、産後も体力がなかなか回復しないことが多いようです。
もちろん、個人差があるので、40を超えたから、急になるということはありません。
40を超えていても、超えていなくても常にそういうリスクはあります。
その確率が高くなるというだけの話です。
芸能人でも40を過ぎてから、無事に妊娠・出産している人も多いですよね。
どうしても子供がほしいなら、40を超えているからといって、諦める必要はないと思います。