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インプラントと口臭
インプラントの治療は、現在、急速に普及していますが、インプラントをすると口臭が残ると不安に思われている方がいます。
本当にインプラントをすると口臭が残るのでしょうか?答えはイエスであり、ノーでもあります。
つまり、歯周病を患っている方がインプラント治療をした場合は口臭が残りやすく、歯周病ではない方の場合は他に口臭の原因がない限り、口臭が残ることはないのです。
歯周病の方は口臭で悩んでいる事が多いと思います。
でも、インプラント治療を受けたからといって、口臭がなくなるわけではないのですね。
なぜなら、歯周病だった方は、「インプラント周囲炎」になる可能性が高いからです。
インプラントが歯周病と同じ症状になるのが、インプラント周囲炎です。
歯周病も気がつきにくい病気ですが、インプラント周囲炎はさらに気がつきにくいため、放置してしまいがちです。
インプラントの治療をして、その後、歯磨きが十分にできなければ、細菌が歯肉とインプラントの境目から内部に侵入していくので、口臭が残りやすくなります。
すごく進んでいる歯周病の方でも適切な歯周病の治療や定期検査を行えば、インプラントは可能ですが、リスクは高いでしょう。
元々、自分の歯が歯周病になったということは、歯磨きなどのケアが充分に行えてなかったということです。
インプラントにしても、口腔のケアをしなくてはいけないことに変わりはありません。
ただ、インプラント治療の後、きちんとメンテナンスのやり方を学び、継続して行っていけば、歯周病だった方でも口臭が残らないですむでしょう。
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