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高齢者の精神的な病気
高齢期では、徐々に肉体が思うように動かなくなっていくのを日々自分自身が感じているため、そのようなイライラの堆積によって精神的に様々な面で変化があると言われています。
高齢者は、年齢的にうつ病も発症しやすいです。
しかし、うつ病の症状も、一般的に知られているものとは発症の仕方に違いがあるようで、なかなか本人も周りも気がつかないことも多いようです。
高齢期は、肉体的な変化とともに環境変化も多い時期になります。
例えば、定年退職によってガラッと日々の生活が一変したり、子どもが独立したり、結婚したり、両親や配偶者との死別経験も大きな影響を与えるでしょう。
仕事がなくなる、子どもが離れる、身近な人が亡くなるなどの喪失感は、自分自身の知的能力や肉体的能力の衰えも手伝って、さらに大きな喪失感を与えると考えられています。
老齢期には、アルツハイマーなどの「知的能力を失う病気」とうつ病などの「精神面での病気」の両方とも、それぞれ発症する危険性が高まっていきます。
どちらも放置すると危険ですから、兆候を見逃さず、少しでも早く通院して対策を考えていくべきでしょう。
肉体的な病とは根本的な違いがありますが、どちらも別の意味で命の危険があります。
危険なものを食べてしまう、道路に飛び出してしまう、自殺を図るなどです。
本人にはなかなか自覚できないことも多いですから、周りがうまく通院に誘導する必要があります。
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