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中高年のうつ病
統計的に見ると、40才~55才くらいの中高年に一番うつ病が多く見られます。
なぜ、中高年がうつ病にかかりやすいのでしょうか?まず、原因の一つ目としては、人生における転換期だと言うことがあげられます。
自分の妻や夫のこと、さらには、高齢の両親や子供のことなどで大きな変化が起こりやすいのですね。
近年では、核家族化が進み、子供が大きくなって親元を去ると、親はとても孤独感を感じ、うつ病になる傾向があります。
親の介護や死を目の当たりにすることによるストレスもうつ病の要因の一つです。
妻や夫の病気や友人の病気など、自分の力ではどうにもならないようなことで老いを感じ、その老いに追い詰められるような気持ちになり、それが原因でやがてうつ病になってしまうこともあります。
二つ目の原因としては、現在の社会状況があるでしょう。
日本の今の繁栄があるのは、中高年世代のがんばりのおかげです。
にも関わらず、人件費の高い中高年世代がリストラされたり、会社の倒産で失業する不安といつも隣合わせということが少なくありません。
失業することにより、夫婦関係や経済状況などが悪化して、うつ病になってしまうこともありますし、失業するかもしれないという不安を常に抱えていることがストレスになり、うつ病になってしまうこともあります。
心療内科や精神科に行ったり、カウンセリングを受けたりすることを恥ずかしいと感じる人が多いことも、うつ病増加の一因でしょう。
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