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更年期障害
更年期障害は、婦人科を受診して正しい治療を受けることで、症状が改善する可能性が高いです。
にもかかわらず、更年期障害だという自覚がないために、心身に症状が現れても他の科を受診したり、病院に行かずに我慢する人がたくさんいます。
更年期の症状だから我慢するしかないと症状を放置して、深刻な病気を見逃してしまったというケースもありますから、更年期を迎えたらそれまで以上に自分の体に注意を払い、大切にする必要があるでしょう。
更年期障害は、ホットフラッシュといわれるほてりやのぼせの症状が有名ですが、体全体に症状が出る可能性があります。
耳鳴りや立ちくらみ、うつ状態やイライラ、便秘や下痢、肩こりや腰痛、性欲低下、視力低下、皮膚の乾燥など、更年期障害の症状は多岐に渡ります。
更年期障害の原因は、卵巣の働きの衰えによるエストロゲン(卵胞ホルモン)の減少と卵胞刺激ホルモンの増加が引き起こすホルモン分泌のバランスの乱れです。
症状の現れ方には著しく個人差があり、母親が更年期障害だったからといって、娘もなるとは限りません。
複数の症状が同時に現れることが多く、やっと症状が治まったと思ったら、違う症状が出るということもあるでしょう。
更年期障害の症状が重い人の中には、自殺を考える人もいるそうです。
更年期障害がつらくて家事が思うようにできないのを「怠けている」、「弱いから更年期障害になる」などと夫や姑に責められて傷つき、夫の退職後に離婚を迫る人や姑の介護を拒否したという人もいます。
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