肩こりと首ヘルニア
肩こりについて話していると、関連性のある物として、ヘルニアの話題がでる事があります。
ヘルニアは、椎間板や頸椎など、様々な場所で起こるようです。
ヘルニアとは、骨と骨の間にある、軟骨が圧迫によって飛びだし、臓器を突き破るなどして、神経を刺激する病気です。
「ヘルニア持ちだから」なんて、笑いながら話していた人は、体内でこんな状況が起こっているのです。
歩行障害や排尿障害を起こす事もある、凄まじい痛みを伴うというヘルニア。
四十歳代~五十歳代に特に多いのだとか。
さて、こんな怖いヘルニア、肩こりや首の痛み。
これを予防する方法があれば、実践したいと思いますか?別に、大した事ではないんです。
ただ、下を向かないだけでいいんです。
マイナス思考だとなりやすいとかそういった類の話ではありません。
例えば、頭を洗う時どんな体勢ですか?美容院のように、家でも顔が上向きの方は、少ないんじゃないでしょうか。
料理をする時はどうでしょう。
意識して考えると、うつむいている時間って、結構多くないですか?パソコンも、ノートだと特にですが、うつむかないで使う方が難しいですよね。
これを、できるだけ意識して、うつむいている時間を減らすと、数ヵ月後から半年で、だいたいの方は効果を実感できるようです。
肩こり無縁に変身した方もいるそうですよ。
パソコンは、高さを調節したり、マウスをペンタブレットに変更するとか。
料理も椅子などを利用して、是非、どんな時でも首の向きに意識をしてみてください。
肩こり解消法
肩こりは、ひどくなると、腕が上がらなくなったり、頭痛を起こしたりと、かなりの厄介者です。
症状が悪化すると、体は思うように動かないし、痛くてだるくて、イライラしてきますよね。
ストレスは、さらなる肩こり悪化に繋がります。
これって、すごく悪循環。
そんな事にならない為にも、悪化する前に肩こり解消に努めましょう。
しょっちゅう肩こりに悩まされているなら、症状がでるたびにマッサージに行くのは、出費も手間も相当な物になります。
そこで、簡単な肩こりの解消法をご紹介します。
それは、肩まわしとツボ刺激です。
「疲れたなあ」と感じたら、その場で両肩を軽く手でつかみ、肘を大きく回します。
ついでに、首も回しておくとさらに効果的です。
「かなりつらいなあ」って時は、肘を90度に曲げ、腕にできたしわの外側から、指三本分くらい手首側に進んだあたりを、親指で思いっきり押します。
めちゃくちゃ痛いですが、それを10秒キープ。
両腕すれば、肩こりがすーっと楽になります。
ツボの位置が、文章では伝わりにくいかもしれませんが、きちんと押すと、もがくくらい痛いので、みつかるまで、微調整しながら探してみてください。
自分で押すと、痛くて離しちゃう方は、誰かに頼んでもいいでしょう。
でも、自分でやるより、痛みは強くなると思います。
いたずら好きな男性に頼むと、涙がでるほど押されたりする事もあるので、相手は選んでくださいね。
とにかく、本当にお薦めの方法なので、是非お試しください。
肩こりとストレッチ
肩こりの対策には、マッサージなどに行く方がすごく多いですね。
マッサージは、時間がなくては行けませんし、経済的な負担も掛かります。
揉みおこしが起こる可能性もあります。
そこで、そんな心配が一切ない、お薦めの解消法を紹介します。
それは、ストレッチ。
これですと、自宅で簡単にできるので、費用はもちろんタダです。
肩こりには、血行促進がなにより効果的です。
ストレッチで、筋肉を動かして、血の巡りをよくしましょう。
肩こりに効くストレッチは、種類がたくさんあります。
そのなかから、少し紹介しますね。
まずは、首のストレッチ。
仰向けで寝転がって、顎を引かないように注意しながら、ほっぺたを床にペタリ。
これを、両頬交互にしてください。
そして、背中のストレッチ。
四つん這いで、両手を重ねて肘をつき、お尻を引きます。
次はそこから、背中を持ち上げる感じで、首をだらんと下げます。
これで三種類のストレッチが完了です。
ポイントは、一箇所に三十秒ずつ掛けて、しっかりと伸ばす事。
息は止めない事。
痛みがでない程度に行う事。
この三つです。
簡単ですよね。
もちろん、一つ一つしっかりとこなせるなら、種類を増やしてもOK。
ネットでもたくさんのストレッチ法が紹介されているので、それらを検索して、自分に合ったタイプを選んでもいいでしょう。
ただ、種類を増やすより、きちんとこなす事が大切なので、初めは、多くても五種類程度が無難です。
是非お試しください。