このサイトでは病気の予防と医療の知識について紹介しております。
スポンサードリンク
高血圧とアルコールの関係
高血圧とアルコールには、どのような関係があるのでしょうか?普通、高血圧を治療する場合は、アルコールの摂取制限をされることがほとんどです。
また、日常的にお酒を飲む人とお酒を飲まない人を比較すると、お酒を飲む人の方が高血圧になる確率が高いというデータが出ています。
それに、たくさんのお酒を長期的に飲んでいると、不整脈を起こし、心不全や心臓肥大の原因にもなる事もあります。
しかし、アルコールが血管や心臓に及ぼす作用は、それほど単純ではありません。
アルコールを飲むと血管を収縮させて血圧を上昇させる事もあれば、逆に血管を拡張させて血圧を下げたりする事もあるのです。
ある病院の研究の結果では、夜間にアルコールを摂取すると、血圧は夜は低く、朝から昼にかけて高くなる事が分かっています。
さらに、1日の平均血圧を見ると、アルコールを摂取している時期と禁酒している時期では、血圧に大きな差はありませんでした。
つまり、アルコールが血圧に及ぼす影響は、実際よりも過大に考えられてきた事が分かります。
とはいえ、高血圧の人がアルコールを飲む場合は、男性は1日30ミリリットル以内、女性はその半分以下にするのが理想です。
エタノール換算なので、アルコール度数によって、飲める量が変わってきます。
ビールなら大瓶1本、日本酒なら一合程度です。
ただし、アルコール自体にもカロリーはありますし、一緒に塩辛いおつまみを摂ってしまわないように気をつける必要があるでしょう。
PR
ブログ内検索
カテゴリー
最新記事