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動脈硬化とストレスの関係
ストレスと動脈硬化には密接な関係があるというのが、最近では一般的な認識になっています。
でも、実際にストレスがどれだけ動脈硬化と深い関係があるのかという事に関しては、案外危機感を感じていない人の方が多いようです。
ストレスとは、「精神的に感じるあまり好ましくない状況」という認識の人がほとんどでしょう。
これといった明確な境界線がないため、どの程度の精神的苦痛がストレスと呼べるものなのかというのが曖昧なのも危機感を感じにくい理由の一つでしょう。
大人だけでなく子供でも、日々何らかのストレスには晒されていますし、同じ状況に陥っても人それぞれ感じ方は様々ですから、激しい苦痛と感じる人もいれば、大したことではないとほとんど苦にならない人もいるものです。
ですから、「何がストレスか、どの程度なら動脈硬化の進行に関わるほどであるのか」というのは医者でも説明出来ません。
ですが、精神的なストレスが実際に肉体的な変化をもたらすのは事実です。
それは本人に自覚症状がないだけで、ストレスを受けると人間の体内では変化が起きているからです。
ストレスによって、交感神経からはノルアドレナリンという物質が分泌されます。
ノルアドレナリンには心拍数を上昇させる働きがあるため、血圧が上昇します。
つまり、この状態が長期間続くと、結果的に心臓に多大な負担をかけることになりますし、血管にも負担をかけることになり、動脈硬化を進行させてしまうのです。
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