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椎間板ヘルニアの手術
椎間板ヘルニアの手術は、どのような時に行われるのでしょうか?また、どのような場合に手術が必要になるのでしょうか?一般的に、椎間板ヘルニアになってしまって、保存療法を3ヶ月ほど続けても症状が改善されず、一向に治らない場合は、早めの社会復帰を目標として手術が行われます。
また、椎間板ヘルニアの初期段階であっても、重度の麻痺があったり、排尿障害がある場合は、3ヶ月の様子見をしないで手術を行います。
では、手術の方法にはどんなものがあるのでしょうか?ヘルニアの手術には「ラブ法」「内視鏡下ヘルニア摘出術」「経皮的髄核摘出術」などがあります。
ラブ法は、全身麻酔をかけて、背中の方から5~6cm切開して行います。
目視で行い、腰椎の一部を削ってヘルニア症状の原因の脊髄神経を圧迫していた部分を切除して摘出します。
現在では、傷口を小さく抑える「マイクロラブ法」という方法もあり、30分~1時間で終わり、入院期間も1週間~10日ほどで済みます。
内視鏡下ヘルニア摘出術も全身麻酔を使いますが、背中を1.5cmほど切開し、そこから内視鏡と外筒管を入れてモニターで映像を確認しながらヘルニアを摘出する方法です。
傷口が小さいので1時間ほどで終わり、1週間~10日で退院出来ます。
経皮的髄核摘出術は、局所麻酔で行います。
背中に4mmほどの管を通して、そこから随時X線透視下で観察しながら、髄核を摘出する方法です。
これによってヘルニアの部分を減圧出来るので、症状を軽くする事が出来ます。
日帰りで30分~1時間の手術で済む病院もあります。
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