頭が臭い場合の対策
頭の臭いは、大きく二つに分けることができます。
・髪のにおい(髪に付いた臭い)
・頭皮のにおい
の二つです。
まず、髪の臭いに関しては、身近なところではシャンプーなどのヘアケア用品の香りやタバコの臭い、焼肉などの煙の臭いなどですね。
ヘアケア用品の香りなら良い香りですから良いのですが、タバコの臭いや焼肉店の煙の臭いなどは困りますよね。
実は、髪は臭いを吸着しやすい構造になっているのだそうです。
臭いが吸着しやすいからこそ、ヘアケア用品でよい香りをつけることもできるのです。
これは洗髪するか、別の香りをつけなければ何時間も取れないことが多いです。
ですから、喫煙など、臭いのつくような行動をしないという手段しか無いでしょう。
次に、頭皮の臭いですが、これは抜け毛の原因ともなる、頭皮に溜まった皮脂が原因です。
頭皮に溜まった皮脂が雑菌を繁殖させるため、臭いを発するようになるのです。
汗をかきやすい状況だったり、帽子をかぶっていて蒸れたりすると臭いがきつくなるのは良く知られていますよね。
これらの皮脂は正しいシャンプーを行うことで、完全に落とすことが重要です。
ただ、シャンプーの回数をむやみに増やせばいいというものではありません。
一日に何度もシャンプーしても、完全に皮脂が落とせなかったり、すすぎが甘くてシャンプーカスが残るのでは意味がありません。
また、脂肪分の多い食事や肉類を避けることで、皮脂の分泌を抑えることが可能です。
足が臭い場合の対策
足の臭いは、靴を履いている時よりも、脱いだ瞬間や置いてある靴からの臭いが強いですから、男女ともに深刻ですよね。
普段はなかなか気づかれなくても、靴を脱いであがる飲食店や、誰かのお宅を訪問した際に気づかれてしまいます。
初めて恋人の家に招待された時や、高級和食処でのデートの際に靴を脱いだ瞬間、臭ってしまうのでは困ってしまいますね。
誰でもご存知の通り、足の臭いの原因はズバリ汗です。
足の裏にかいた汗が、古い角質や皮脂を変質させ、雑菌を大量に繁殖させてしまうのです。
特に靴の中は、こもった状態を長時間保つことが多い為、蒸れて雑菌が繁殖しやすい環境を整えてしまうんですね。
女性でも靴の表面積が大きい靴ほど臭いが強くなるのを実感できると思います。
汗をかきやすい夏場でも、靴の先端が覆われていないタイプの靴やサンダルを履いていれば、それ程臭いはきつくなりませんが、真冬でもブーツを脱いだ瞬間、プ~ンと臭いが漂うことは良くあることです。
出来れば頻繁に靴の中に新鮮な空気を入れて乾かすことが出来れば良いのですが、なかなかそういう訳にもいきません。
汗や皮脂の臭いを少しでも抑えるためには、脂肪分の多い食事や動物性たんぱく質の摂取を控え、体内の老廃物を排出させる効果のある食物繊維を積極的に取り入れ、体内の善玉菌を増やすような食事内容に切り替えると効果があります。
また、靴は出来るだけ乾燥状態を保てるよう、続けて同じ靴をはかない、履き終えた靴には除菌消臭剤などを利用するのも効果的です。
体臭を予防する方法
体臭は、対策を行うことである程度予防することができます。
ある程度というのは、体質や性別・年齢・病気の有無などにより、効果にも違いがあるからです。
ですが、何もしないよりは、少しでも体臭を抑える努力が大切ですよね。
まず、清潔を保つこと、これは誰にでも分かる事でしょう。
口臭にしても、汗の臭いにしても、清潔に保つことでかなり抑えることができます。
次に、飲食に気をつけて、栄養バランスの良い食事を規則正しく摂取するよう心がける事です。
この点はかなり重要事項で、これにより、体臭の元となる便秘を抑えたり、腸内の臭い成分を排出する効果が高まります。
また、アルコール類や焼肉・ぎょうざなど臭いの強い食事を避けることで、口臭を抑えるだけでなく、体内からの分泌物の臭いも抑えられます。
動物性たんぱく質や脂肪分は肥満ばかりではなく、体臭の原因にもなるのです。
また、不規則な生活も体臭の原因となりますから、規則正しい生活を送るよう心がけましょう。
女性より男性の方が一般的に体臭が強い人が多いといわれているのは、男性ホルモンによる汗腺などからの分泌物の成分にも原因があります。
睡眠不足やストレス・不規則な生活は、女性でも男性ホルモンを増やすといわれており、結果、体臭を強くしてしまう作用があります。
これらを総合的に考えると、運動も体臭の減少に役立つことがお分かりでしょう。
適度な運動はストレスを発散し、新陳代謝を上げる為、老廃物の排出にも役立ちます。
もちろん、運動後に汗を流すことは言うまでもありません。