体臭に効果的な薬・サプリメント
体臭防止には、一般家庭には大抵あるだろう、お酢・ミョウバン・重曹・梅干・お茶などが効果的だと言われています。
また、最近ではサプリメントや薬も色々販売されています。
口臭予防の為のガムやタブレットなら、日常的に取り入れている人も多いのではないでしょうか?このような商品はお菓子という手軽さがありますし、安価なので続けやすいのがいいですよね。
コンビニなどでも購入できるので、緊急性が高い時でもすぐに手に入ります。
でも、ガムやタブレットなどでは、一時的に口臭を予防するのが精一杯で、体臭は予防できませんし、口臭にしても根本的な解決にはなりません。
もっとしっかり体臭を予防したいのなら、薬局でしか買えない薬や漢方薬、サプリメントなどを利用するとよいでしょう。
いきなり薬や漢方薬を使うのは抵抗があるという方は、サプリメントから始めてみるのもいいと思います。
体臭防止のためのサプリメントは、腸内細菌に働きかけたり、体内の老廃物を排出する効果を高めたりするものがほとんどです。
特に、加齢臭などに効果を発揮するようですね。
また、体臭をいい香りに変えようというサプリメントもあります。
例えば、体臭がバラの香りになるというサプリメントが有名です。
ただ、サプリメントによっては、ある種の薬と一緒に飲んではいけなかったり、妊婦が飲むと危険なものもあるので、定期的に飲んでいる薬や持病がある場合は、医師や薬剤師に相談した方がよいでしょう。
体臭と妊娠の関係
妊娠中に体臭が強くなると言われますが、それは何故でしょう?妊娠中はホルモンバランスの変化やつわりなど、女性の身体にかなりの変化が生じます。
特につわりは、普段なら全く気にならないような臭いに敏感に反応してしまい、酷ければ臭いで嘔吐してしまう症状です。
ですから、つわりの時期に自分で感じる自分の体臭に関しては、本人が感じるほど強くなく、特に問題ないとも言われています。
ですが、実際に妊娠中には、体臭がきつくなる要因がいくつかあります。
まず、妊娠中は便秘がちになります。
その原因はホルモンバランスが変化することや、つわりなどによって食べる量や食べられる物も変化するのが大きな原因ですが、特に妊娠中期以降は、どんどん大きくなる子宮に圧迫されて出しにくくなるというのもあります。
便秘は体臭に大きな影響を与える要因の一つです。
また、妊娠中は妊婦自身の体温が高くなっていますから、それだけでも汗をかきやすくなります。
さらに、お腹が大きくなってくるにつれて、乳腺の発達で乳房も脂肪をためて大きくなってくるため、ますます汗をかきやすくなるのです。
そして、お腹が大きくなってくると、かがむ事が出来ませんので自分で髪を洗うのが困難になってしまいます。
もし、妊婦が長い髪の場合だとすすぎが大変ですから、大抵は洗髪頻度が落ちるものです。
そうなると、汗や汗腺・皮脂腺に溜まった脂に雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
もちろん、それらは体臭の原因となりますから、実際に妊娠中、特に、後期には体臭がきつくなる傾向があるでしょう。
体臭が起こる原因
一口に体臭と言っても、その発する部位によっても原因には違いがあるものです。
ただ、一般的には、「体臭=不潔」というイメージが強いでしょう。
これは、不潔にしている(入浴の頻度が少なかったりする)と、分泌された汗や皮脂に雑菌が繁殖して臭いを発するからです。
そして、昔は日本でも毎日の入浴という習慣が、特に庶民の間ではなかったため、体臭=不潔というイメージが定着してしまったものと思われます。
しかし、国民のほとんどが入浴という習慣を身につけている現代では、体臭=不潔というのはあまり当てはまらないケースが多いかもしれません。
ですが、この世間のイメージゆえに、日本人には体臭を必要以上に気にする人が多いと言われています。
では、不潔以外にどんな理由があるでしょう?一つには、食事内容です。
アルコールやニンニクなど、強い臭いを発するものは口臭だけでなく、汗腺や皮脂腺からの分泌物に臭いを発生させる原因となります。
また、臭いの強い食品だけでなく、動物性たんぱく質などの代謝物も影響するといわれています。
さらに、生活習慣も関係しています。
睡眠不足やストレスの溜まった状態、不規則な生活は血液の代謝を悪くし、体内に乳酸やアンモニアと言った副産物が多く生成してしまうため、その結果、体臭の原因となります。
最近知られるようになった「加齢臭」も体臭の原因の一つですね。
加齢臭の原因は、体内の活性酸素量の増加のようです。
この活性酸素が、加齢臭の原因物質であるノネナールを作り出すため、不快な臭いがしてしまうのです。