アトピー治療 歯周病とアトピーの関係
歯周病とアトピーは一見関係ない様に思えますが、実は深い関係があるのです。
歯周病もアトピーも、食生活の乱れに一因があります。
歯周病は歯周病原性細菌による感染症で、普通なら白血球などの免疫力で排除できています。
しかし、食生活が乱れ、栄養のバランスが崩れると細菌の進入を防ぐだけの免疫力を発揮出来なくなり、歯周病が進行してしまいます。
一方、アトピーも食生活の乱れが大きく関係しており、暴飲暴食やバランスの悪い食事がアトピーの原因ともいわれています。
歯周病にかかってしまうと、食べ物をよくかんで食べることができなくなるものです。
その結果、胃腸に負担がかかってしまい、効率的に食物エネルギーを体内に取り込むことができなくなってしまうため、ホルモンのバランスが崩れ、自然治癒力も下がってしまうのです。
こうなると、アトピーも悪化してしまうと考えられます。
また、歯周病は口の中だけの病気にとどまらないとも言われています。
口の中に発生した歯周病菌は全身にまわるということが研究によってわかってきており、歯周病菌が身体をめぐることで臓器や身体の機能が悪影響を受けてしまうようです。
アトピーの悪化を防いだり、症状を軽減するためにも、まずはしっかりと歯を磨き、歯周病菌を寄せ付けないようにして歯周病を予防してください。
定期的に歯科医院で歯周病になっていないかチェックするのも大切だと思います。
アトピー治療 姿勢、身体のゆがみとアトピーの関係性
姿勢や身体のゆがみはアトピーと関係していると言われています。
実際にアトピーの人には体がゆがんでいる人が多いという調査結果も出ています。
姿勢や身体がゆがむと、身体の中ではどのような変化が起こっていると思いますか。
姿勢が悪く、身体がゆがんでいると、まず血流が悪くなってしまいます。
血流が悪くなると、血液中の老廃物や毒素がうまく排出できなくなり、蓄積されていってしまうのです。
その結果として、アトピーなどのアレルギー症状が起こるという説もあります。
姿勢や身体のゆがみを改善をすると、血液やリンパの流れが改善されていき、身体の中の悪いものがどんどん外へ排出されて、自己治癒力や免疫力が上がることでアトピーの改善につながるはずです。
姿勢や身体のゆがみは、接骨院などで治療することができます。
また、自宅でゆがみを矯正する体操もあるので試してみてはいかがでしょうか。
アトピーなどのアレルギーはストレスにより悪化することも知られています。
ゆがみを治すということに義務感を感じ、ストレスになってしまわないように自分に合った方法を選ぶと良いでしょう。
普段の生活の中でもゆっくりと首を回したり、立っている姿勢や座っている姿勢、寝ている姿勢や枕の高さなど、ちょっとしたことを気をつけると姿勢や身体のゆがみの改善につながりますよ。
姿勢や身体のゆがみを治し、体質を改善することで、アトピーを治していきましょう。
アトピー治療 活性酸素を除去することが重要
アトピーの原因は活性酸素といわれています。
活性酸素は酸素を体に取り込むことで体内に発生します。
本来は進入してくる殺菌やウイルスを退治する役割を持っている活性酸素ですが、過剰になると悪い働きをし、体の細胞を傷つけてしまいます。
活性酸素が過剰になり、体の細胞を傷つけることで皮膚に炎症が起き、発症する症状にアトピーがあるといわれているのです。
なので、アトピーを治療しようとした時には活性酸素を除去する事が重要となってくるでしょう。
活性酸素は、酸素以外にも紫外線や排気ガスといった環境汚染物質によって発生することも知られています。
特に現在は、昔に比べて環境の劣化が進み、活性酸素が大量に発生するようになってきています。
アトピーの人がこういった環境汚染物質によって発生した活性酸素を取り込むと、過酸化脂質という毒性のある物質を作ってしまうこともあるようです。
この過酸化脂質は、皮膚の細胞を破壊し、保湿機能を奪ってアトピーの症状を悪化させてしまう恐ろしい物質です。
また、他にも、食品添加物やインスタント食品、スナック菓子を摂ることでも活性酸素が体内で生産されてしまいます。
たばこやアルコール、ストレスも活性酸素を生産する原因と考えられていますので、活性酸素を除去するためには、まず日常生活や食生活を見直す必要があるでしょう。
活性酸素を取り除くことで、肌を守ることができ、アトピーのつらい症状も軽減することができるといわれています。
アトピーの人はなるべく日常生活から活性酸素を除去するように心掛けてください。