あがり症の原因
人はどうして、あがってしまうのか?「あがり」の症状は、脳による本能的なものです。
自分が置かれている立場や、周囲の状況から生じる不安定な気持ち、恐怖心、極度の緊張などが体にあらわれます。
また、これらの症状に加え、ステージや大会などの大勢の中で自分が立っている事を想像しただけで、緊張して興奮してしまう条件反射を一般的に「あがり症」といいます。
大勢の人前での大役を任された時や大事な場面では、ほとんどの人が極度の緊張状態になってしまうはずです。
「話が面白くなかったらどうしよう」「こんな事をして嫌われたらどうしよう」など自分を精神的に追い込んでしまうことでしょう。
特に、心配性の方やマイナス思考の方にこの症状が多いです。
こうした不安定な気持ち、恐怖心、極度の緊張が原因で、体には様々な症状があらわれます。
突然、頭が真っ白になり、何をいえばいいかわからなくなったり、自分でもよくわからない事をいってしまったり、声、手足、体の震え、発汗、表情が強ばる、赤面などがあがり症の症状といわれています。
人前から去って、普段と変わらない日常に戻れば、この症状がなくなる方がほとんどです。
人前に立つ機会が多い方は、場数をこなす事により、その緊張に慣れて症状が緩和される場合があります。
あがるという現象は誰にでも起こる事で、その度合いが軽いか重いかの違いだけなのです。
ですから、あがり症で悩まれている方は自分を特別視して卑下しない事が大切です。
できない自分も認めてあげましょう。
補聴器をつける
補聴器の購入を検討している方の為に、補聴器の種類や特徴について簡単に紹介します。
高齢者も含め、音が聞こえづらくて悩んでいる難聴者の方々が、より聞こえやすくなるよう、耳の補助をしてくれる機械の事を補聴器といいます。
音がより聞こえやすくなるようにとは、ただ単に音を大きくするだけではなく、雑音や大きすぎる音を調整して、不快な音をできるだけなくす加工がされているのです。
ただ勘違いしてはいけないのは、補聴器はあくまでも「音」自体を大きくする機械なので、聞こえやすくなっても、聞き取りの力をアップさせる事や言葉のみ大きくする事はできません。
人によって難聴の度合いも軽度・中度・高度に分かれる為、聞こえやすい音の大きさも変わってきますので、自分に合った補聴器を探す事が大切です。
補聴器の特徴は、音や音質を調整したり、音量を調整したり、出力制限の装置(大音量がでないようにする為)などがあります。
形は、耳型・耳かけ型・めがね型・はこ型などがあります。
種類は、軽度用・中度用・高度用があり、低音が得意な物と高音が得意な物に分かれます。
このように、補聴器には個人の症状に合うように様々な種類があるので、自己判断ですぐに補聴器を手に入れたりせずに、一度耳鼻咽喉科を受診して相談しましょう。
きっと、あなたに合った補聴器の種類などの的確なアドバイスが貰えるはずですよ。
難聴とストレスの関係性
ストレスが原因といわれている難聴には、「突発性難聴」と「心因性難聴」の二種類があります。
突発性難聴は原因不明とされていますが、ストレスが原因の可能性が高いようです。
この難聴は、ある日を境に、いきなり片耳が聞こえづらくなるのが特徴で、耳鳴りも併発します。
心因性難聴は、原因がストレスとはっきりしています。
音が聞こえづらくなる、耳鳴り、頭痛といった症状があります。
体の他の部分には異常がみつからないのに、なぜか耳だけ聞こえない(聞こえにくい)という場合もあるようです。
治療法としては、精神科や心療内科などで、ストレスになっている根源を排除する事から始まります。
つまり、この難聴は薬や手術で治すのではなく、精神面から鍛えていく事が第一歩となるのです。
もちろん完治する方もいるので、難聴によって更にストレスが加わらないように、ドクターとよく相談する事が大切になってきます。
ストレスと難聴って、関係性がないと思われがちですが、実は大きく関わっているんですよね。
知らないうちに体にストレスを溜め込むと、人間の体は自動的にストレスを解消するように動き始め、脳に体全部の栄養が集められるようになっています。
その事で、耳、目、首、肩などにいくはずだった血液や栄養がいかなくなる為、難聴、眼痛、首のこり、肩こりなどといった症状が出始め、本来の機能を低下してしまうとされています。
ストレス解消法は人それぞれですが、規則正しい生活をして、体を充分に休めてあげる事が大切です。