コンタクトが原因で眼病になる
コンタクト使用者の中で、一番多い眼病は「結膜炎」です。
コンタクトのお手入れを怠っていたり、お手入れの仕方が間違っていて、汚れたコンタクトを装着してしまったために発症する病気です。
また、コンタクトは清潔にしていても、手が汚れていると、結果的に汚れたコンタクトを装着してしまうことになります。
コンタクトを装着する時には、必ず清潔な手で行うようにしてください。
他にも、コンタクトをしていると、「眼精疲労」が起こりやすくなります。
長時間、パソコンに向かって仕事をしている人は、自分が思っている以上に目を酷使しています。
パソコン画面を注視していると、瞬きが少なくなってくるのです。
そのために、涙の量が少なくなり、結果的にドライアイになってしまいます。
定期的に目を休ませる事が大切ですね。
できれば、意識してコンタクトを使用しない日を作ったりした方がいいです。
眼精疲労は軽く考えてしまいがちですが、症状が長引くようなら眼科に行って診断を受けましょう。
眼精疲労から頭痛や肩こり、吐き気などが起こることもあります。
コンタクトが原因で発症する可能性のある眼病で怖いのは、「細菌性角膜炎」です。
洗面所などの菌がコンタクトに付着し、そのまま菌が目に移動して感染してしまいます。
他にも、「アカントアメーバ角膜炎」があります。
これは、主にソフトコンタクト使用者や使い捨てコンタクトを連日使用してしまうことが原因で発症する眼病です。
このように、コンタクトが原因で眼病になる事もあります。
しかし、コンタクトの使用方法、お手入れ方法などをきちんと守って正しく扱えば、眼病になるリスクは回避できます。
うつ病解消の認知療法とは
うつ病を解消するために試してもらいたい療法の一つに、認知療法があります。
うつ病解消のための認知療法については、本なども出ていますが、うつ病を患っている本人が、本を読んで実践していくのは難しいと思います。
認知療法に取り組んでいる病院やクリニックを受診してみるといいでしょう。
それでは、認知療法とは一体どういうことをするのでしょうか?まずは、うつ病になりやすい性格や考え方を変えていく必要があります。
抑うつ的な感情や考え方、行動について、その歪みを修正していくことになります。
修正していくことで、マイナス的な思考の改善がみられ、それによってうつの症状が軽快することがあるのです。
人は誰でも自分の考え方に捉われてしまいがちになります。
「私はあの人から嫌われている」「私は必要とされていない」などと、思い込んでしまうこともあるでしょう。
でも、それは自分がそう考えているだけで、実際には全く違うことも多いはずです。
認知療法では、なぜそう思ったのかを検証し、そういう考え方を修正していきます。
ストレスを上手に解消する方法や嫌なことがあった時の気持ちの切り替え方なども学ぶことができるでしょう。
人の性格や考え癖は、持って生まれたもので一生治らないと思っている人も多いですが、そんなことはありません。
本人が変えたいと思えば、いくらでも変えることができるのです。
認知療法は、薬物療法と併用して行うこともあります。
うつ病は放置すると悪化していく危険性が高いので、早めに治療を受けてくださいね。
うつ病解消の対人関係療法
うつ病克服の療法の一つに、対人関係療法というものがあります。
認知療法や行動療法と違い、聞き慣れない言葉だと思いますが、これは一体どういうものなのでしょうか?対人関係療法というのは、現在の対人関係にスポットを当てた短期行動療法のことです。
しかし、対人関係なら誰でもというわけではありません。
親や配偶者、恋人などの「重要な他者」との現在の関係についてカウンセリングを行うものです。
例えば、ある人間関係でうつになった場合でも、その当事者である相手に焦点を置くわけではありません。
その後の家族との対人関係について、問題点を挙げて、改善を図っていくものです。
うつ病を患ったことによる家族との関係の悪化を防止する療法であるというのが正しいかもしれません。
うつ病を患うと、家族との関係にも変化が起きます。
うつ病患者を支える家族には、かなりの負担がかかってくるものです。
それによって、今まで上手くいっていた関係が悪くなってしまうこともあります。
うつ病にかかってしまったせいで、家族との関係が悪化してしまえば、うつ病がさらに重症化してしまうかもしれません。
対人関係療法は、こういった対人関係の改善を図るというのが目的です。
この療法はある程度マニュアル化しており、きちんと定義付けされているので、有効性も検証されています。
今はうつ病だけでなく、手を加えて摂食障害やPTSD(外傷後ストレス障害)などにも効果を発揮しているようです。