家族のいびきがうるさい場合
一緒に寝ている家族のいびきがうるさくて、睡眠不足になったり、酷いと不眠症になったり・・・。
そんな経験はありませんか?一緒に寝ている方は大迷惑なのに、いびきをかいている本人には全く自覚がないなんてケースもよくあります。
「あなたのいびきがうるさいから眠れない!治して!」なんて正面から言っても、いびきをかいている本人が自覚していないために喧嘩になってしまったり、気まずくなってしまうこともあるかもしれませんね。
可能であれば、寝室を分けてしまうのも一つの方法です。
ただ、夫婦の場合は、寝室を分けてしまうことでコミュニケーションが取りづらくなるということもあるでしょう。
ですから、別々の部屋で寝るというのは、最終手段にした方がいいと思います。
もし、いびきをかいていることを本人が認めてくれないなら、いびきを録音して本人に聞かせてみるのがおすすめです。
最近では、携帯電話にもボイスレコーダー機能がついていますから、簡単に録音できますね。
もし、いびきが途中で途切れ、無呼吸でいる時間があるようなら、無呼吸症候群を疑った方がいいかもしれません。
いびきをかいているのも、無呼吸の時間があるのも、体には負担がかかります。
いびきをかいている人は、気持ち良さそうに寝ているようにみえますが、実は眠りが浅くなっており、慢性的な寝不足に陥っていることも少なくありません。
いびきくらいで何も病院に行かなくてもと思いがちですが、できるだけ早くいびきを止める努力をした方がいいのです。
唾石症の予防・治療法
唾石症のはっきりした原因は分かっていないようです。
一般的には唾液腺に入り込んだ細菌感染が原因ではないかと言われていますが、本当の原因はわかっていません。
ですから、予防と言っても「石が溜まらないようにする」くらいしかありません。
その為には、日頃から唾液の分泌を盛んにして、流出しやすくしておくと良いですね。
具体的には、アルカリ性食品でもあり、唾液の分泌を促すことのできる梅干を毎食一粒ずつ食べるのが、その他の健康面からも効果的でしょう。
また、食事の際には良く噛んで食べることが重要です。
噛む事で、唾液の分泌を促しますから消化もよくなります。
ちなみに、唾石症にはコンニャクの摂取は意味がありませんし、水分摂取による排尿促進も意味がないのです。
ジャンプ運動などもあまり効果がないといわれています。
なので、身体の他の部位に出来る結石の予防方法はほとんど通用しませんし、自力で排出というのも無理だと考えた方が良いでしょう。
ごく稀に自然排出もなくはないようですが、基本的には手術で取り除く事になります。
唾石が出来た箇所によっては、口腔内の簡単な切開で取り除く事ができる場合もありますが、複数の結石が出来ていたり、複数の箇所で出来ていたりした場合には大掛かりな手術になる事もあるでしょう。
もし、唾液腺炎などの合併症が起きている場合には、そちらの治療も平行して行う事になりますから、自分の症状の程度と治療法に関しては、よく担当のドクターと相談するようにしてください。
唾石症の種類・症状
唾石症(だせきしょう)は、唾液を口腔内に出す役目の排出管の中に、腎臓結石や尿路結石のような石が出来てしまうという病気です。
初期には自覚症状がほとんどないと言われており、違和感や痛みもあまり感じられないようですが、他の部位の結石と同様、唾石症の石も長い年月の間に徐々に成長して大きくなっていきます。
大きくなっていくと、当然、口の中でも違和感を感じるようになったり、唾液が出にくくなる為、唾液管が詰まって腫れてきたり、痛みを伴ったりするようになってきます。
また、症状が悪化すると、膿が出てくる事もあります。
口の中に唾液を送る管のどの部分に出来るかによっても症状には違いがあるのですが、場合によっては、初期の段階から痛みを伴ったり腫れたりする事もあるようです。
さらに、進行すると、唾液腺炎など別の病気に発展する事もあるので、違和感や痛みを感じたらすぐに医師の診断を受けるようにしましょう。
発症する部位としては、主に顎下線・耳下線・舌下線・小唾液線などの唾液腺ですが、圧倒的に顎下線で発症するケースが多いので、腫れてくると明らかに左右の違いが分かるようになって来るでしょう。
耳下線で起こった場合には、食事のたびに腫れたり引いたりを繰り返すようになります。
これら全ての唾液腺が一本にまとまったところで症状が起きると、結石が小さい時から痛みを伴うと言われています。