バランスボールでの腰痛の効果
腰痛に効くと言われているグッズは色々ありますが、その中でもよく効くと言われているのがバランスボールです。
しかし、お医者さんによってはバランスボールの使用は止めた方がいいという方もいるでしょう。
実際のところ、使い方によって腰痛に良かったり悪かったりするので気をつけなくてはいけません。
バランスボールは、腰だけではなく、肩や背中のコリなんかもほぐしてくれると言われています。
毎日使うことで、血行が良くなり、腰痛にも効くのです。
では、どんな使い方をすれば腰痛に効くのでしょうか。
バランスボールは、腹筋や背筋を効果的に鍛えることができます。
バランスボールで腹筋や背筋のトレーニングをすることによって、バランスよく筋肉がつき、体の歪みが矯正されるでしょう。
腹筋や背筋などの筋力をつけることが一番の腰痛対策になるのです。
他にも、床に寝転んだ状態でバランスボールを両足で挟み、そのままバランスボールを上げたり下げたりする運動も、大腰筋を鍛えることができ、腰痛解消にいいでしょう。
間違った使い方をしてしまうと腰痛を悪化させてしまうので、腰痛にとってはダメな使い方もここで紹介しておきます。
それは、よく目にするバランスボールの上に座り、何かポーズをとったりする運動です。
この運動は背もたれや手すりなどがないため、腰に思い切り負担がかかってしまうのです。
腰に負担をかけるのは腰痛にとって最も良くないので、この使い方は避けてください。
バランスボールは、正しい使い方をしていれば、きっと腰痛対策になるでしょう。
ゴルフと腰痛
ゴルフのスイングは、腰椎の過度な軸回旋が要求されます。
そのため、ゴルフをやっている人の多くが、腰痛に悩まされているようです。
実際に、ゴルフを一度やってみるとわかると思いますが、最初にお話したスイングの時だけでなく、ボールを自分で拾う時に腰を曲げますし、パットの時も腰をかがめます。
ゴルフは色々な場面で、腰をかなり使うスポーツなのです。
ゴルフのやりすぎやストレッチをしないせいで腰痛になる人も後を絶ちません。
間違ったスイングをしているせいで腰痛になるという勘違いをしている人も少なくないようです。
でも、正しいスイングをしているはずのプロゴルファーやトレーナーの中にも、腰痛に悩まされている方はたくさんいるのです。
ゴルフのように、片側だけに体を捻るスポーツは、どうしても体を歪ませてしまいますし、筋肉も均等にはついてくれません。
意識して均等に筋肉がつくように筋肉トレーニングを行ったり、整体などで定期的に体の歪みを直すなどの配慮が必要でしょう。
ゴルフをする前に十分にストレッチして体をほぐし、ゴルフをした後にもしっかりストレッチしたり、マッサージを受けるなどして、筋肉疲労を蓄積させないことも大切です。
腹筋を鍛えるのも、腰痛予防になります。
趣味や仕事の付き合いで、ごくたまにゴルフを行い、ろくにストレッチもせずにコースを回って、ゴルフが終わったらビールを飲んでカロリーの高い食事を摂って寝るというのが、一番腰痛になりやすいかもしれません。
腰痛になりやすい人
腰痛は日本人の国民病とも呼ばれていますが、どんな人が腰痛になりやすいのでしょうか。
腰痛になりやすい人には、同じような傾向があります。
長時間立ったまま、あるいは、座ったままの姿勢で仕事をしている人は要注意です。
立ったままで作業するライン製造などは、長時間ずっと腰を曲げていることが多いため、筋肉疲労を起こしやすく、腰に負担がかかりやすくなっています。
とにかく、ずっと同じ姿勢というのが、腰に負担をかけてしまうのですね。
ずっと立ったままが腰によくないというのは割とわかりやすいと思いますが、座っているのなら腰に負担はかからないような気がするかもしれません。
でも、デスクワークが多い人やタクシーの運転手さんなどに腰痛持ちが多いと聞いたことはありませんか?座っているだけでも、その姿勢を保つために、特定の筋肉を使っています。
同じ姿勢のまま動かないでいると、次第に筋肉に疲労が蓄積されていくのです。
どんなに良い姿勢であっても、長時間ずっと同じ姿勢を保っていると、筋肉や骨格に負担がかかってしまいます。
また、重い荷物をよく持ち運びする人、仕事が重労働な人も腰痛になりやすいでしょう。
腰痛というと、なんとなく、男性の方が多いようなイメージがありますが、女性でも腰痛持ちの人はたくさんいます。
女性の場合は、冷え性から腰痛になりやすくなるようです。
冷え性だと、血行が悪く筋肉が固まりやすかったりしますから、それが腰痛の原因となるのです。
他にも、運動不足で足腰の筋肉が低下している人も腰痛を起こしやすいので注意が必要です。