動脈硬化にはGABAが効果的
動脈硬化には、GABAと呼ばれる、正式名称Y-アミノ酪酸という栄養素が効果的です。
GABAはアミノ酸の一種で、血管の収縮を緩和したり、血行を正常化する効果があり、さらに血中コレステロールの増加を抑制するリトル酸を多く含んでいるといわれています。
また、GABAを摂取することで、血管を拡張し、血圧を下げる効果のあるグルタミン酸を作ることができるのです。
これらの作用が期待できるGABAは、動脈硬化の予防に非常に効果が高いと考えられています。
GABAは玄米や白米、ぬか漬けなどに多く含まれている他、酸素のない状態で置いておいた茶葉にもGABAが蓄積されているといわれており、最近ではGABAを手軽に摂取できるギャバ茶なども売られるようになってきているみたいです。
ギャバ茶は高血圧の人の血圧を下げることができるという臨床の結果があり、動脈硬化の予防や治療にも注目されています。
GABAには、バソプレッシンと呼ばれる抗利尿ホルモンを抑制する働きもあります。
このバソプレッシンを抑制することで、腎臓の働きが活発化し、余分な塩分を排泄することができるため、血圧を下げることができ、動脈硬化の予防になるのです。
それに、GABAには血管を柔らかくする効果まであります。
年齢を重ねると血管の弾力を保つ力が落ちて血管が硬くなり、動脈硬化になりやすくなるので、動脈硬化を進行させないためにもGABAの摂取を意識すると良いでしょう。
老眼の治療法 老眼用レーザー手術
老眼になっても、レーシック手術、つまりレーザーを使った手術を受ける事が出来ます。
レーザーを使った老眼の手術には、二種類の方法があります。
まず、一つ目は「モノビジョンレーシック」という方法です。
これは、左右の目の見え方を変える手術になります。
右目で近くの物を見えやすくし、左目で遠い物を見えやすくするというものです。
左右で目の度数が変わるのですね。
この場合、目の使い分けにかなりの時間を要します。
一般的には、3ヶ月ほどの時間が掛かるという欠点があるのです。
また、片目で見るようになりますので、物の立体感を感じなくなってしまう場合もあります。
車を毎日運転する方や、細かい作業をする方には不向きな方法ですね。
二つ目は、「老視矯正レーシック」という方法です。
これは、レーザーで角膜を遠近両用の老眼コンタクトレンズのような形に変える手術になります。
角膜の中心部分は遠くの方を見えるように、角膜の周辺部は近くを見えるようにしていくのです。
その逆も出来ます。
この手術の場合、すぐに視力の回復が得られます。
手術をした直後から、視力が回復しているので、世界が変わって見えるかもしれませんね。
しかし、瞳孔の大きさによって、見え方が異なるという欠点もあります。
瞳孔が小さい方は、細かい文字を見る時などは、メガネが必要になる場合もあるでしょう。
このように、老眼になってもレーザー手術によって、メガネ無しでも生活出来るようになるのです。
有難いことですね。
老眼の治療法 コンタクトや老眼鏡
老眼鏡を愛用している方の中には、近くの物を見るためのメガネと遠くの物を見るためのメガネの二種類を持つ方もいます。
また、その二つの作用を一つのメガネにした遠近両用のメガネを使っている方も多いです。
単焦点のメガネはピントが合っていますので、長時間着用する場合に適していますよね。
しかし、遠近両用のメガネはレンズの視野が狭いと感じることがあります。
それに、遠・近の焦点が変わるところで画像が歪んで見えるといった欠点もあるのです。
長時間着用していると、目が疲れてしまうこともあるでしょう。
老眼鏡の他に、老眼用のコンタクトレンズもあり、近視用のコンタクトレンズと同様に、ハードタイプとソフトタイプの二種類があります。
ハードは、装着に違和感を感じる方も多いですよね。
しかも、ゴミなどが目に入った場合には痛みが伴います。
ソフトは、レンズに水分が含まれていますから、装着に違和感を感じる事は少ないです。
近視用コンタクトレンズを使ったことが無く、老眼用で初めてコンタクトレンズを使用する場合には、ソフトを使う方が良いかもしれませんね。
ただ、コンタクトレンズはハードでもソフトでも、毎日の手入れが必要になります。
ハードの方は、比較的手入れが簡単です。
でも、ソフトの方は、タンパク質除去を怠ると眼病になってしまうリスクもあります。
老眼になって初めてコンタクトを使ってみようとしても、手入れや装着の違和感が耐えられずに、老眼鏡にする方も少なくありません。
最近では、老眼鏡だとわからないくらいおしゃれな老眼鏡も多いですから、無理してコンタクトレンズを選ばなくても良いと思いますよ。