腰痛 整体
腰痛は体の歪みが原因のことも多いので、整体に通うという改善策もあります。
ただし、整体師には国家資格がないため、評判をよく確かめてから施術を受けた方がいいでしょう。
ぎっくり腰や椎間板ヘルニアなど腰痛の症状によっては、整体を受けると悪化してしまう可能性もあるので、注意が必要です。
腰痛の原因が内臓疾患の場合は、整体では治りません。
安静にしていても痛みがひどい腰痛は、速やかに病院での診察を受けてください。
整体には、気功整体や野口整体、沖縄のHST(Higa Susumu Techniqueの略。
創始者の比嘉 進さんの名前が由来)、指針整体、埼玉県の越谷整体、関節ニュートラル整体などたくさんの種類がありますから、事前に行こうとする整体院がどんな手技を使うのかを調べて行くと安心かもしれません。
整体によっては、バキボキと骨を鳴らしたり、痛みを伴うこともあるようですが、マッサージのように気持ちよく、無理な動きをさせない整体院も増えています。
好みにもよりますが、あまりにも施術が痛いところは避けた方がいいです。
整体は一、二回行けば完治するというものではなく、定期的に通って体をメンテナンスするような感じなので、施術に痛みや不快感を感じるような整体院では続かなくなってしまいます。
定期的に通う時間やお金がない、もしくは、近所に自分に合った整体院がないという人には、自力整体がオススメです。
自力整体のやり方が書かれた書籍やDVDを購入すれば、自宅で手軽に整体ができるでしょう。
腰痛 漢方薬
腰痛の原因によっては、漢方薬で改善できることもあります。
例えば、女性によく起こりがちな冷えが原因の腰痛はなかなか改善が難しいものです。
でも、漢方薬で冷えやすい体質を改善すれば、腰痛も起きにくくできるでしょう。
椎間板ヘルニアや坐骨神経痛などに効果的な漢方薬もあるので、西洋医学の治療では満足できない時には漢方医に相談してみるといいかもしれません。
体質や症状について丁寧に問診し、舌や脈、お腹の張りなどをチェックした上で、その人に合った漢方薬を処方してくれる漢方医をみつけられたら、きっと腰痛も改善するはずです。
とても自力では歩けず、家族に連れてきてもらうような腰痛持ちの人が、漢方薬の服用で登山ができるくらいに回復した例もありますから、腰痛は仕方ないと諦める前に漢方薬を試してみましょう。
中医学では、「腎」の弱りを改善すれば、腰痛も楽になると考えられています。
腎の弱りを改善するためには、漢方薬に頼るだけでなく、暴飲暴食や喫煙、過度の飲酒などの悪い生活習慣を見直す必要があるのです。
腰痛を起こしやすい生活習慣を改善しつつ、自分に合った処方の漢方薬を服用すれば、腰痛に悩まされることなく健康に日々を送ることができるでしょう。
ただし、腰痛の原因によっては、西洋医学での治療が必要なこともありますから、痛みが激しい腰痛の場合は、いきなり漢方医に相談するのではなく、病院にも行ってみてください。
腰痛 温泉
時間とお金に余裕がある人なら、腰痛を温泉で治すという選択もできます。
腰痛に効果があるといわれている温泉は全国にありますが、北海道でいえば、阿寒湖温泉、登別のカルルス温泉、函館の湯の川温泉が有名です。
雄大な自然とおいしい食事を満喫しながら、温泉で腰痛を治せたら最高ですよね。
湯治には、短くても10日から二週間程度かかります。
空腹時や満腹時の入浴は避け、湯治の最初の頃と最後の頃には一日にニ、三回程度の入浴、湯治の中盤でも一日に三、四回程度の入浴がいいでしょう。
せっかくの温泉だからといって、あまり何度も入浴すると、腰痛が改善するどころか体調を崩してしまうことになります。
温泉に入る前と入った後には水分を充分に摂り、脱水症状を起こさないように気をつけてください。
一回の入浴時間は、20分くらいが目安です。
長く浸かればいいというものでもないので、無理をしないでのぼせないうちに上がります。
湯温が高すぎるようなら、肩まで浸かるのは短時間にして、足湯のように浸かっているといいです。
肩にタオルをかけたり、時々かけ湯をすると足湯でも上半身が冷えずに済むと思います。
お風呂上りはくれぐれも体を冷やさないように注意して、できれば布団に横たわって、安静にしているとよいでしょう。
21時頃に入浴してから就寝すると効果的です。
温泉で湯治する余裕がない人は、せめて毎日お風呂に入るようにしてください。