腰痛マッサージ
腰痛って本当に辛いですよね。
何が辛いって、他の病気と違って他人に理解してもらえない事が一番辛い所では無いでしょうか。
腰痛はチョットした風邪なんかよりも日常生活に使用をきたす事が多い程で、痛みの強さなどは経験者にしか分からない物があります。
一時的な腰痛にしろ、慢性的な物にしろ、腰痛のある時は出来るだけ早くその症状から逃れたいと思う事でしょう。
そんな時に、マッサージ店に行けば話は早いかもしれませんが、慢性的な場合は金銭的にも辛い所がありますし、腰痛がひどい時に待ち時間があったり、店まで行か無いと駄目だったり、最悪の場合、揉みおこしの心配なんかもあります。
ですので、そんな時の為に、腰痛予防策・腰痛解消どちらにも効果があるとされるセルフマッサージ法をご紹介します。
これはいつでも出来るのですが、お風呂上がりなどの血行が良い時に肌に直接マッサージすればさらに効果が期待出来ます。
まず始めに手のひらをこすり合わせるなどし、温めておきます。
それから、真っ直ぐに立ち、足を肩幅程度に開きます。
そして、温めておいた両手を腰にあて、力を入れリズミカルに腰からおしりの仙骨あたりまでこすり下ろします。
大体、毎日100回程度これを続ければ、腰痛解消に加えて腎臓機能の活発化も望めるとされているので、腰痛でお悩みの方は一度生活習慣の一部としてこのマッサージを取り入れてみてはいかがでしょうか。
腰痛と水泳
腰痛には水泳が良いと良く耳にしますが、実は、取り入れ方によっては逆効果になる場合があるのだそうです。
水泳さえ頑張れば、腰痛の早期予防・腰痛症状の改善になると思っている方も少なく無いようですが、知識の無いままに始めるのは大変危険です。
水泳はその他の運動に比べ、水中なので腰への負担が軽減出来るのは確かです。
無理無く運動が出来れば腰痛に良いとされるのは間違い無いでしょう。
ですが、水泳には腰への負担が大きすぎる物もたくさんあります。
クロールや水中歩行などであれば、その心配はほとんど無いのですが、それ以外ですと負担が大きすぎて腰痛が悪化する可能性も考えられるのです。
バタフライなどのように、みるからに負担が大きそうな物にわざわざ挑戦する方はあまりい無いかと思いますが、案外楽そうにみえる「平泳ぎ」も腰に負荷が相当掛かるので要注意です。
その他にも、運動時間や順番など、水泳を腰痛対策として取り入れるのは素人には難解な部分が多くあります。
ですので、水泳による治癒を望むのでしたら、まず、腰痛改善に効果のある水泳の取り組み方を良く知るインストラクターや通院している病院の医師などにあらかじめ相談し、無理無く進めていく方法を知ってから始める事が大切だといえるでしょう。
人によっては、水泳を開始する前にヨガなどで筋力を付けておいた方が良い場合などもあります。
自己流で失敗しては大変な事にもなりかねませんので、是非これらを参考になさってください。
腰痛 キネシオテーピング療法
最近、腰痛に悩む人の間で注目を集めている「キネシオテーピング療法」ですが、元々これはスポーツ選手が腰痛で故障した際に、この効果の高さに気付き、有名になった物だそうです。
スポーツ選手といえば、手術などは出来るだけ避けたい物ですが、この方法ですと手術はもちろん、薬も使わずに痛みを抑えられるのでとても画期的です。
「キネシオテーピング療法」は、別名「筋肉テープ療法」とも呼ばれ、ぎっくり腰から慢性腰痛、坐骨神経症、内科系の原因による腰痛、また、比較的軽度な物なら椎間板ヘルニアにも効果があります。
腰痛には大きな病気が原因で痛みがあらわれる場合もありますので、まずは病院でそれらの可能性が無いのかを事前に検査しておく必要がありますが、この療法ですと、誰でも簡単に家庭でも治療する事が出来、貼り方さえきちんと覚えれば効果がすぐに得られます。
貼り方は、椅子に座った状態でY字テープの基部を仙骨の上に貼り、前屈姿勢を取って腰を伸ばしY字テープの先端を肩甲骨の下まで背骨の横に沿わせて左右対称に貼るといった手軽な物です。
また、防水加工が施されているため、貼ったまま水に入る事も出来ますから、効果の持続性が期待出来る事もメリットの1つだといえるでしょう。
ただ、肌が弱い人の中にはテープによってかぶれる事や痒みが出る事があるので、心配のある方は使用前に、目立たない部分でパッチテストをしておく方が安心です。
このテープは色々なメーカーから発売されていますから、興味がある方は探してみてください。