動脈硬化から繋がる病気
動脈硬化は、動脈の内側にコレステロールが溜まって、血管が細く、硬く、脆くなる病気です。
コレステロールなどが血管内に付着することで血管内が細くなり、それによって血管が厚くなるので硬くなり、血管の弾力性がなくなるために脆くなります。
動脈硬化になると、他の様々な病気を併発しやすくなるので、とても危険な病の一つです。
血管が細くなってしまうと、血液を全身にスムーズに送れなくなるので、心臓にかなりの負担がかかるでしょう。
常に心臓がフル稼働しなければならないような状態になった場合、色々な心臓疾患を引き起こす引き金となってしまいます。
例えば、高血圧症や心肥大、心不全などです。
また、血管が細くなることで、栄養や酸素が十分に体中に回りにくくなりますから、特に体の末端部分で様々な障害が出やすくなり、手足の血行障害が起きたり、腎不全を引き起こしたりします。
さらに、血管が細くなってしまうことで、詰まりやすくなるのです。
血管が詰まったりすると、脆くなっている血管が破けて出血してしまいます。
その症状が出る部位によっては、心筋梗塞、脳梗塞、くも膜下出血、大動脈瘤破裂など、即生命の危機に陥る危険性が大変高くなります。
なんとか生命を維持できたとしても、その後に大きな障害を残してしまうことが多いのは、今さら説明するまでもないことでしょう。
しかし、動脈硬化はほとんど自覚症状がないため、最悪の状況に陥るまで気がつかないことも少なくありません。
乾燥肌解消に効果のある食べも
乾燥肌を解消する場合、「化粧品で保湿を」と考えるのが一般的ですね。
しかし、乾燥肌というのは、外から取り繕うだけでは、根本的な改善にはなりません。
これは乾燥肌だけでなく、肌トラブルのほとんどがそうですが、それらを改善するには、生活リズムから見直すのが一番大切です。
特に、食生活はその代表です。
肌にいい栄養素を規則正しく毎日きちんと摂る事で、乾燥をもとから防ぐ事が可能なのです。
乾燥を防ぐ栄養素には、色々なものがありますが、中でもビタミンは必要不可欠といえるでしょう。
もちろん、「バランスよく」が基本ですが、乾燥を防ぐなら、ビタミンAは意識して摂りたい栄養素です。
ビタミンAを豊富に含む食品は、海藻や青魚です。
他にも、ビタミンBやビタミンEも乾燥肌予防には重要といわれています。
ビタミンBを豊富に含む食品には、豚肉やレバー、卵、豆腐などがあります。
ビタミンEは、胡麻、納豆、ナッツ類などにたくさん含まれています。
ビタミンは基本的に、加熱によって壊れやすいので、なるべくそのままで食べる事が理想です。
このような食品を毎日摂る事ができれば、肌にいい事は間違いありません。
しかし、そうはいかない方も少なくないでしょう。
そのような方は、サプリメントや栄養補助食品などを利用してみるのも一つの方法です。
食事での栄養摂取には劣りますが、これによって毎日必要な栄養素を摂る事ができるなら摂らないよりはずっといいと思います。
乾燥肌を改善するには
乾燥肌といっても、原因は人によって様々です。
先天的な場合は、体質としかいいようがないですが、後天的なものの場合は少し違います。
ほとんどの場合、原因となる事柄を発見すれば、自ずと解決方法がみえてくるのです。
例えば、石鹸が原因の場合は、「油脂がたまりやすい部分以外には必要以上の洗浄をしない」といった方法をとる事で改善へとつながる事が少なくありません。
もちろん、この場合でも、皮脂の多くなっている部分はしっかりと洗浄します。
体を全て一まとめに考えずに、背中のようなオイリーな部分はしっかり、ほっぺやひじ、かかと、ひざのようなカサツキやすい部分は簡単にという風に、部位に応じて分けて考えていくのが、乾燥肌のケアのコツです。
乾燥肌は、軽度のうちにケアしてあげれば、大抵の症状は改善する事ができます。
しかし、あまりにも重症化してしまうと、ちょっとやそっとでは治りません。
下手すると、顔や体に大きな跡が残ってしまう可能性もあります。
まずは、乾燥肌になってしまった原因を探り、特定し、その物体や行為を除去していくように努めてください。
「肌が荒れたらとにかくクリームで保湿!」なんていうのは、ただの応急処置にしかなりません。
それでは、原因がなくならないので、ひたすら処置を続けなくてはならないでしょう。
その行為を続ける事で、お肌がもっと弱くなる事もあります。
食生活や生活環境、化粧品など、思い当たる事がないか、一度考えてみてくださいね。